食品EC
温度帯も、のしも、定期便も。
食品ECの複雑さを、標準機能で回す
食品ECとは、生鮮・加工食品をオンラインで販売する仕組みのことです。温度帯別の配送、のしや複数配送先、定期便・頒布会といった食品ECにしかない要件を、メルカートは標準機能で備えています。
※1 リンガーフーズ株式会社様 ※2 株式会社戸村精肉本店様 ※3 アサヒ飲料株式会社様 ※4 2026年9月時点
215%
単月売上 前年対比 ※1
約3倍
CVR 1.3%→4% ※2
約3.5倍
オープン1年の会員数 ※3
10社
飲料・食品の導入事例 ※4
通販サイトの不満調査
食品ECで、 買う側は何につまずいているか
自社で行った通販サイトの不満調査から、上位5つと打ち手を並べます。
食品ECには「重量が重い」「冷蔵・冷凍の配送が要る」「平均商品単価が安い」という3つの特徴があります。この3つが重なるため、安い配送方法を使えず、商品ごとに適用される条件も変わり、顧客満足を高めようとするほど送料と割引のルールが複雑になっていきます。
実際、不満の上位2つはどちらも送料に関するものでした。
| ユーザーの不満 | 割合 | メルカートでの打ち手 |
|---|---|---|
| 送料の負担が大きすぎる | 23.0% | エリア・温度帯・注文金額で送料を切り替えられます。送料無料のしきい値をサイト全体で案内できます。 |
| 送料のルールがわかりづらい | 16.5% | 同梱できない商品はかごが分かれ、それぞれの送料が購入前に出ます。ルールを1ページに集めた案内も作れます。 |
| 商品情報・説明が少なすぎる | 15.5% | 画像の登録枠、原材料・アレルゲンなどの表示欄、ユーザーレビューを標準で持ちます。 |
| カテゴリが多すぎて、どこを見るべきか迷う | 15.0% | カテゴリとは別軸のジャンル機能で、「贈りもの」「季節のおすすめ」などシーン別の探し方を並行して用意できます。 |
| 複数同時購入・組み合わせの割引ルールがわかりづらい | 14.5% | セット・合わせ買い、会員ランク、クーポンの条件を管理画面で設定し、商品ページと注文画面の両方に出せます。 |
引用:「通販サイトに関する不満調査」自主調査 2021年12月 N=200。配送に関する不満では、次いで「配送希望日時が指定できない」「注文後に在庫なしでキャンセルになった」が挙がっています。
事業モデルごとの壁
食品ECに共通する5つのテーマ
メーカーのD2C、外食チェーンの外販、地方の名産品、BtoB卸からの転換。事業モデルは違っても、ぶつかる壁はだいたい同じです。
温度帯の壁
冷凍・冷蔵・常温が混ざっても、買い物かごで止めない
同梱できない商品が1つのかごに入ったとき、「どちらかを削除してください」と出すと、そこで離脱します。かごを分けて、それぞれ購入できる形にします。
- 起きていること
- 商品設計と配送が絡み合い、どの組み合わせなら同時に送れるのかを人が判断している。
- 使う機能
- 配送温度帯指定商品で同梱の可否を自動判定し、購入グループ別の買い物かごでグループごとに分けます。送料エリア管理で温度帯ごとの送料を設定します。
送料負けの構造
単価が低いほど、送料の割合は大きく見える
送料そのものを下げるのは配送会社との交渉になります。先に効くのは、1回の注文点数を増やすことと、いくらで送料無料になるかを迷わせないことです。
- 起きていること
- 客単価が低く、冷凍・冷蔵の配送料が乗るため、送料の負担が購入の障壁になる。
- 使う機能
- セット・合わせ買い対応と関連商品表示で組み合わせ購入を促します。AIレコメンドが類似・参考商品を出し、会員ランクとポイントで再訪を促します。
- 運用でできること
- 送料無料のしきい値を全ページの目立つ場所に出す。セット商品の画像にも送料無料を入れる。
卸依存からの脱却
BtoB卸が主軸でも、消費者との接点は持てる
EC運営のノウハウがゼロからでも始められます。木徳神糧様は3名体制・4か月で公開し、そこで得た顧客接点と購買データを主力のBtoB卸の提案にも使っています。
- 起きていること
- 量販店や外食チェーン向けの卸が中心で、一般消費者の声もデータも自社に入ってこない。
- 使う機能
- 初期19万円・月額4.9万円からのスモールスタート。標準機能が広いので、始めた後に足りなくなっても乗り換えずに済みます。
- サポート
- 専任の担当が導入から公開後の運用まで付きます。定期的な勉強会・セミナーもあります。
リピート・LTV設計
一度買って終わりにしないための仕掛けを、標準で持つ
食品は本来リピートしやすい商材です。思い出してもらう手段と、離脱している場所を知る手段が要ります。
- 起きていること
- 新規獲得の広告費は上がり続けるのに、買った人が戻ってくる導線が無い。
- 使う機能
- CRM機能、ステップメール、メルマガ配信、定期機能・頒布会、かご落ち分析。どれも標準で、外部ツールを足さずに回せます。
- 効いている例
- 木徳神糧様は週1回のメルマガで、配信翌日に売上が上がる状態を作っています。紹介した商品が売れるとは限らず、「そろそろお米がなくなる」と思い出してもらえるのが効いているそうです。
自社ECで買う理由
その商品を、そのブランドから自社ECで買う理由をつくる
他の販路でも買えたり、似た商品が他のブランドにもあるなかで、価格だけで並べられると選ばれません。自社ECでしか得られないもの(限定品・作り手の情報・会員特典)を置く場所が要ります。
- 起きていること
- 同じ商品を他の販路でも買えたり、似た商品が他のブランドにもあるなかで、自社ECで買う理由を示せていない。
- 使う機能
- ブログ機能とノーコードCMSで作り方やこだわりを発信し、クーポン・会員ランク・ポイント・シークレットページで会員だけの体験を作ります。
- 運用でできること
- 原材料や製法のこだわりを丁寧に伝える。ネガティブな点も先に伝えて、届いたあとの返品やクレームを減らす。
必要な機能
食品ECに必要な機能は、 標準でどこまで入っているか
冷凍と常温を同梱できるか。送料をいくらにするか。のしはどう選ばせるか。標準機能でどこまでできるかを並べます。
一般的なECと違い、常温・冷蔵・冷凍の温度帯別の配送、のしや複数配送先といったギフト対応、定期便・頒布会、原材料やアレルゲンの表示が必要になります。これらを外部ツールで補うと運用が分断するため、標準機能でどこまで対応できるかが選定の分かれ目になります。
| 要件 | 内容 |
|---|---|
| 温度帯別配送 | 商品ごとに常温・冷蔵・冷凍を設定し、同梱できるかを判定する |
| 送料の出し分け | エリア・温度帯・注文金額で送料を切り替える。離島も別に設定できる |
| 混載時の買い物かご | 同梱できない商品が混ざったとき、かごをグループ別に分けて購入させる |
| のし・ギフト | のし紙・包装・名入れの選択、複数の配送先への一括発送 |
| 産地直送 | 複数の発送元からの個別配送 |
| 定期便・頒布会 | 周期配送、スキップ・変更、頒布会の回数と内容の設定 |
| アレルゲン・原材料表示 | 商品ページに専用の表示欄を設ける |
| 予約販売 | 収穫・製造前の受注 |
よく使われる機能
食品ECのお客様に、 よく使われている機能
それぞれの詳細ページで、設定できることと画面を確認できます。
配送温度帯指定商品
商品ごとに常温・冷蔵・冷凍を設定し、異なる温度帯が同時に買われたとき同梱できるかを判定します。
機能の詳細
送料エリア管理・離島管理
エリアごとの送料に加えて、温度帯(通常便・クール便)と注文金額で送料を切り替えられます。
機能の詳細
購入グループ別の買い物かご
同梱できない商品が混ざっても、かごがグループごとに分かれます。片方を消させずにそれぞれ購入できます。
機能の詳細
ギフト機能
のし・包装紙・リボン・名入れの選択と、複数の配送先への一括発送に対応します。お中元・お歳暮の繁忙期を想定した作りです。
機能の詳細
セット・合わせ買い対応
「◯点で□円」のよりどり割や、送料無料まであと一品を促す組み合わせ販売ができます。
機能の詳細
定期機能
周期配送、お届け日の変更、スキップ、数量の変更まで、定期購入の運用に必要な操作を管理画面から行えます。
機能の詳細
頒布会
毎月中身が変わる頒布会型の販売に対応します。回数と内容をあらかじめ組んでおけます。
機能の詳細
ジャンル機能
カテゴリとは別の軸で商品を整理できます。「贈りもの」「ご当地名物」「価格帯別」といったシーン別の探し方を並行して用意できます。
機能の詳細
SKUバリエーション表示
内容量・本数・味違いを1つの商品ページにまとめて出せます。似た商品がカテゴリに並びすぎるのを防げます。
機能の詳細
関連商品表示
商品ページに関連商品を並べ、単価の低い食品でまとめ買いを促します。
機能の詳細
ユーザーレビュー表示
味を直接伝えられない食品ECでレビューは効きます。掲載の可否を判断してから出せます。
機能の詳細
かご落ち分析
どの段階で離脱しているかが分かります。リンガーフーズ様はここを起点に施策を組み直しています。
機能の詳細
このほか、クーポン発行・会員ランク・ポイント・ステップメール・ブログ機能・ノーコードCMS・モール連携なども標準で使えます。
運用で埋めるところ
機能を入れただけでは、 埋まらないところ
調査で挙がった不満のうち、送料は配送会社との交渉が要りますが、サイトの中の情報は自社で直せます。
写真は多く、大きさが分かるものも
商品写真への不満の1位は「写真を見てもサイズ感が分からない」でした。到着後のイメージ、食品のディテール、包装、大きさの分かる1枚を必ず用意します。登録枠は多めに取ります。
原材料とアレルゲンは省かない
アレルギー情報・賞味期限・原材料・基本情報を明記します。ネガティブな点も先に伝えて納得してから買ってもらうほうが、届いたあとの返品やクレームが減ります。
食べている場面は、買った人に撮ってもらう
ハッシュタグ付きの投稿を促して集め、商品ページやトップに載せます。連携サービスの visumo を使うと、SNSの投稿をノーコードで自社ECに掲載できます。
レビューはメールから集める
味を直接伝えられない食品ECでレビューは効きます。購入後のサンクスメールやメルマガで投稿を促します。連携サービスの ReviCo は、メールから最短2クリックで投稿できる仕組みです。
探し方を1つにしない
セット商品/単品/シーン別(贈りもの・ご当地名物・季節のおすすめ・からだにやさしい)。ギフト需要の多い食品ECでは「目的から選ぶ」を必ず置きたいところです。
目的のページまで3ページで
多くても3ページで着くようにします。検索カテゴリの呼び名を業界用語や社内用語にしないこと。検索結果の上位に在庫切れが並ばないよう、システム側で避けることも要ります。
導入して何が変わったか
導入前の課題と、導入後に起きたこと
食品業界事例集から4社。課題・効果・選んだ理由を対で並べています。
アサヒ飲料 様
商品2種類のスモールスタートから、乗り換えずに本格ECへ広げました
ウイスキー樽で熟成させたコーヒー豆のD2Cブランド。100gで2,000円を超える価値と物語を直接届けるため、販売チャネルをECに絞り込んでいます。
- 導入前の課題
- 清涼飲料水とは違う高付加価値なD2Cモデルを作りたい。世界観をデザインの制約なく形にしたい。テストマーケから本格運用まで、事業成長に合わせて広げたい。
- 導入後の効果
- オープン1年で会員数が約3.5倍。メルマガ配信を始めてリピート率が数%から11%へ。商品が増えたときも、標準機能の有効化とテンプレート調整だけで広げられました。
- だからメルカートを選んだ
- ブランド世界観の表現自由度、大手企業を支える堅牢なセキュリティ、事業フェーズに合わせた拡張性。

戸村精肉本店 様
宮崎の名産品を全国へ。CVRが1.3%から4%近くまで上がりました
「焼肉のたれ」で知られる宮崎の老舗精肉店。口コミとスーパーの卸が中心で、県外への販路拡大に限界があったところからのリニューアルです。
- 導入前の課題
- 画像やテキストの配置が固定的で、商品の魅力を十分に表現できなかった。営業担当がおらず県外へ広がらない。
- 導入後の効果
- CVRが約1.3%から4%へ。売上高は昨年同月比130%。東京より北の地域をはじめ全国から注文が入るようになりました。1件あたり5〜10分かかっていた注文処理も自動化されています。
- だからメルカートを選んだ
- CSS/HTMLで柔軟にカスタマイズできる表現力、情報発信の自由度の高さ、管理画面の操作性とサポート体制。

木徳神糧 様
EC未経験の3名体制で、4か月でオープンしました
1882年創業、年間販売量が業界トップクラスの米穀商社。BtoB卸が主軸でしたが、コロナ禍での生活様式の変化に合わせて、一般消費者との接点を作るためにD2Cを始めています。
- 導入前の課題
- EC運営のノウハウがゼロベースで、プロのサポートが欠かせなかった。少人数で回すため操作性の高い管理画面が必要だった。
- 導入後の効果
- 3名体制・4か月でオープン。購入時の同時会員登録で会員数が130%増。週1回のメルマガで配信翌日の売上が上がります。商品は3年半で85品目まで増えました。
- だからメルカートを選んだ
- スモールスタートできる導入コスト、少人数でも運営できる管理画面、マーケティングまで相談できるサポート体制。

リンガーフーズ 様
かご落ち分析を起点に、単月売上が前年対比215%になりました
リンガーハットグループの外販事業(冷凍食品)。外食・とんかつに次ぐ第三の柱として、2022年にリニューアルしています。
- 導入前の課題
- 旧サイトはサービス終了予定で、販売機能だけで施策を打つ機能が乏しかった。はがき・FAX注文の顧客をECへ誘導したかった。
- 導入後の効果
- 単月売上が前年対比215%。サイト会員数が1.5倍。モールを含む各チャネルの中で、自社ECの伸びが一番大きくなりました。
- だからメルカートを選んだ
- かご落ち分析による顧客理解、誰でも使いやすい管理画面、カスタマーサクセスの対応の速さ。

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よく聞く不安
立ち上げ・リプレイスで、よく聞く不安
「リソースも知識もないから不安」
EC未経験から始めた例があります。木徳神糧様は3名体制・4か月で公開しました。専任の担当が導入から公開後の運用まで付き、定期的な勉強会・セミナーもあります。
「温度帯管理が難しい商品でも、本当にできるのか」
商品ごとに配送できる温度帯を設定し、同時配送できるかをシステムが判定します。冷凍食品を扱うリンガーフーズ様が実際に運用しています。
「客単価が低いのに、売れるほど費用が増えるのはつらい」
メルカートは受注件数や売上に対する従量課金がありません。20万PVまではPVによる追加費用もかかりません。売れた分がそのまま利益に残るので、販促に回せます。
「安く始めてみたが、売上が伸びない」
販促・CRM・分析を標準で持っています。リンガーフーズ様はかご落ち分析でどの段階の離脱かを見えるようにし、そこから施策を組み直して単月売上を前年対比215%にしました。
3年でいくらになるかは、料金シミュレーターで試せます。
よくある質問
冷凍と常温を同梱できない場合、送料はどう扱えますか?
温度帯ごとに配送を分け、それぞれに送料を設定できます。買い物かごも購入グループ別に分かれるため、お客様に一方を削除させることなく、それぞれの送料を見せたまま購入いただけます。
商品ごとに配送できる温度帯を設定できますか?
「常温のみ」「冷蔵のみ」「冷凍のみ」「全温度帯可」「常温・冷蔵可」「冷蔵・冷凍可」といった単位で設定できます。異なる温度帯の商品が同時に購入されたとき、同時配送が可能かどうかをこの設定にもとづいて判断します。
のしや、複数の配送先への一括発送はできますか?
ギフト機能で対応します。のし紙・包装紙・リボンなどのラッピング選択、名入れ・表書き、複数の配送先への一括発送に対応しています。お中元・お歳暮の繁忙期を想定した作りです。
定期便と頒布会の両方に対応できますか?
定期機能と頒布会をどちらも標準で持っています。周期配送、お届け日の変更、スキップ、数量の変更のほか、毎月中身が変わる頒布会型の販売にも対応します。
原材料やアレルゲンの表示、食品表示法への対応はできますか?
原材料・アレルゲン・栄養成分の表示欄を商品ページに設けられます。表示内容そのものの妥当性は、事業者様側でのご確認をお願いしています。
ギフト需要の繁忙期のアクセス増に耐えられますか?
20万PVまで追加費用なくご利用いただけます。それを超える想定がある場合は、時期と見込みをお聞きしたうえで事前にご相談ください。
少人数でも運営できますか。立ち上げにどれくらいかかりますか?
木徳神糧様はEC未経験の3名体制で、約4か月で公開されています。期間は要件によって変わりますので、現在の体制と実現したいことをお聞きしたうえでお伝えします。
受注件数が増えると、料金も増えますか?
増えません。メルカートは受注件数や売上に対する従量課金がなく、初期19万円・月額4.9万円からの固定費型です(税別)。
次の一歩
自社の場合はどうなるか、ご相談いただけます
扱う商品の温度帯、ギフトの有無、定期便の設計、現在の受注業務。お聞きしたうえで、どこまで標準機能で回るかをお伝えします。商品企画・マーケティング・物流まで幅広くご相談いただけます。

