本文へスキップ

COLUMN

ECサイト運営の業務内容や効率化のコツは?EC業務を効率化した成功事例も紹介!

ECサイト運営の業務は、商品企画・仕入・ささげ・サイト更新・集客・受注処理・在庫管理・梱包配送・アフターフォローの9工程です。注文確認メール、在庫の同期、出荷指示、商品説明文の下書きはシステムで自動化しやすい業務です。

公開: 2024-09-30最終更新: 2026-10-06監修: 渡邉 章公

はじめに

新たにECサイト運営の担当者に選任された方や、これからEC事業を始めるという方の中には、

「ECサイト運営の仕事内容は?」

「ECサイトの運営を効率化するポイントは?」

「AIをEC業務に活用するとどんなことができる?」


といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日々の受注処理・在庫管理・コンテンツ更新・分析・施策実施…と、EC担当者の業務は多岐にわたります。「データはあるのに、分析まで手が回らない」「施策を打ちたいのに、作業に追われて時間がない」というのは、多くのEC現場で共通する悩みです。

この記事では、ECサイト運営の9つの工程の一覧と、工程ごとに自動化・効率化できること、AIを活用した業務改善の方法について解説します。メルカートでEC運営を効率化した事例も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ECサイトの運営業務とは?

ECサイト運営とは、ECサイト上のコンテンツを制作・整備したり、ECサイトでの注文からお届けまでのプロセスを管理したりする業務のこと。ECサイト運営は、その業務内容によって「フロント業務」と「バックエンド業務」の2種類に大別することができます。

「フロント業務」と「バックエンド業務」はそれぞれ性質が異なるため、別々の担当者が実務を行うのが一般的ですが、少人数でECサイト運営を行っている場合には特定の担当者がフロント業務・バックエンド業務を兼任するケースもあります。

※関連記事:
ECサイト担当者のフロント業務、バックエンド業務を徹底解説

EC運営のフロント業務

EC運営のフロント業務とは、商品企画や仕入・製造、ページ制作・更新、集客や販促のための分析・施策実施など、主にマーケティング領域の業務が該当します。ECサイトのアクセス数や売り上げを伸ばしていくためにも欠かせない業務だと言えます。

EC運営のバックエンド業務

EC運営のバックエンド業務はフルフィルメントとも呼ばれ、受注処理から商品の出荷・配送、在庫管理や問い合わせ対応などの業務が該当します。ECサイト運営を円滑に行うためにも欠かせない業務であり、顧客満足度にも影響します。

※関連記事:
フルフィルメントとは? 業務内容やサービス活用のメリットを解説

ECサイト運営の流れと業務内容

ECサイト運営にはフロント業務とバックエンド業務があるとお伝えしましたが、次はECサイト運営の大まかな流れとともに、より具体的な仕事内容を見ていきましょう。

ECサイト運営の主な業務は、以下の流れで進みます。

① 商品企画 ② 仕入・製造 ③ ささげ(撮影・採寸・原稿) ④ 制作・更新 ⑤ 集客・プロモーション ⑥ 受注処理 ⑦ 在庫管理 ⑧ 梱包・配送 ⑨ アフターフォロー

工程ごとの主な作業と、システムやAIで自動化・効率化できることを一覧にすると次のとおりです。

工程主な作業区分自動化・効率化できること
① 商品企画ターゲット設定、市場調査、価格と販売時期の検討フロント売れ筋や検索キーワードの分析を企画の材料にする
② 仕入・製造販売予測にもとづく仕入数・製造数の決定フロント過去の販売データから需要を予測する
③ ささげ撮影・採寸・原稿作成フロント商品説明文やSEO用のメタ情報を生成AIで下書きする
④ 制作・更新商品ページ・特集・バナーの更新フロントノーコードのCMSで担当者が直接更新し、掲載の開始・終了を予約しておく
⑤ 集客・プロモーションSEO・広告・SNS・メルマガフロント広告用の商品カタログを自動で作る。購入や閲覧をきっかけにメールを自動で送る
⑥ 受注処理注文内容の確認、注文確認メール、出荷指示バックエンド注文確認メールを自動で送り、注文データから出荷指示のデータを自動で作る
⑦ 在庫管理在庫数の把握、欠品と過剰在庫の調整バックエンド複数のサイトやモールの在庫を自動で同期し、在庫切れの商品に再入荷案内を出す
⑧ 梱包・配送ピッキング、梱包、発送、発送の連絡バックエンド発送完了メールを自動で送る。物量が増えたら物流の外部委託(3PL)を検討する
⑨ アフターフォロー問い合わせ・返品の対応、リピート施策バックエンドよくある質問はAIチャットボットが一次回答する。購入後のフォローメールを自動で送る

※区分は一般的な分け方で、会社によって担当の線引きは異なります。フロント業務・バックエンド業務それぞれの中身と役割分担はECサイト担当者のフロント業務、バックエンド業務を徹底解説で詳しく扱っています。

自動化しやすいのは、受注処理・在庫管理・梱包配送のように手順が決まっていて件数の多い作業です。商品企画や施策の判断は担当者が担い、AIは分析や下書き、提案で支える形が現実的です。

商品企画

商品企画とは、ECサイトで販売する商品を検討する業務です。ECサイトの売り上げを高めていくには、顧客ニーズを捉えた魅力的な商品を取り扱うことが大切です。ターゲット層の設定や市場調査を入念に行い商品を企画することはもちろんですが、競合他社との差別化や価格設定、販売時期の検討なども必要不可欠です。

仕入・製造

販売する商品が決定したら、商品の仕入や製造を行います。アパレル業界や小売業界においては、バイヤー(Buyer)と呼ばれる職種の担当者が、商品の買い付けや仕入れを行うケースもあります。

商品の仕入れ・製造において重要になるのが販売予測です。販売予測に基づいて商品をどれだけ仕入・製造するかを決定することになりますが、予測が大きく誤っていた場合には大量の在庫を抱えてしまう事態につながりかねません。

ささげ(撮影・採寸・原稿)

仕入・製造した商品をECサイトに掲載するため、ささげ業務を行います。ささげとは、撮影・採寸・原稿の頭文字を取った用語のこと。ささげ業務は、商品の魅力やディティールを伝えるうえで非常に重要な業務であり、売れ行きを左右する要素といっても過言ではありません。

※関連記事:
ECサイトの「ささげ」とは? 業務時の注意点や外注するメリットなどを解説

制作・更新

商品の売り場となるECサイトの制作・更新も、EC運営で欠かせない業務です。快適な購買体験を提供するためにも、UI/UXに配慮したサイト設計・デザインにすることはもちろんですが、新着商品や売れ筋ランキング、キャンペーンなどの情報を随時更新していくことも大切です。

集客・プロモーション

ECサイトの売り上げを伸ばしていくためには、ターゲットへとアプローチして認知を広め、アクセスを集めなければなりません。そのためにも、自社の商品やターゲット層に合わせたマーケティング戦略でプロモーションを行う必要があります。SEO対策やWeb広告の出稿のほか、近年ではSNSを活用したプロモーション施策も重要になりつつあります。

※関連記事:
ECサイトの集客方法を徹底解説!種類や特徴、成功事例もあわせて紹介!

受注処理

ECサイト上で商品が売れた際に必要になるのが受注処理です。購入情報や個人情報、支払い方法などの確認や、お客様に注文状況を告知するメールの配信、出荷指示などが含まれます。受注処理の遅延やミスは顧客満足度を下げる要因となってしまうため、迅速かつ正確な対応が求められます。

在庫管理

在庫管理もまた、スムーズにECサイトを運営するために欠かせない業務です。適切に在庫管理ができていない場合、在庫切れによる機会損失が増加してしまったり、反対に過剰在庫で財務状況を圧迫する可能性も高まります。

※関連記事:
ECサイトの在庫管理とは?よくある課題や改善策、おすすめサービスを解説

梱包・配送

ECサイトで商品が注文されたら、受注処理を経て出荷作業を行います。倉庫などの在庫保管場所からピッキングして梱包を行い、発送します。扱う商品やサービスによっては、複数の配送方法を用意する場合もあります。

アフターフォロー

配送完了後、あるいは取引完了後のアフターフォローも、ECサイト運営に必要な業務です。たとえば、商品に不備があった際などの迅速・丁寧なクレーム対応や、過去に商品を購入してくれたユーザーへのクーポン配布やキャンペーン告知など、対応によってリピーター獲得につなげることが可能です。

※関連記事:
ECサイトの「リピート購入」を増やすには?リピーター獲得に効果的な施策や推進事例をご紹介!

ECサイト運営の業務効率化を図るには?

次に、ECサイトの運営を効率化するためのポイントについて見ていきましょう。

スキル・資格の習得

ECサイト運営に役立つスキルを習得することで、日々の業務を効率的に行えます。たとえば、ECサイト運営ではキャンペーン用のバナーを作成する機会が多々あります。PhotoshopやIllustratorなどのデザインアプリの操作に慣れることで、ちょっとしたバナーの作成や修正をスムーズに行えるようになるでしょう。

※関連記事:
バナーを作成する方法。クリックしたくなるバナーのコツと作成手順を解説

そのほか、ページ更新に役立つHTML・CSSの知識や、サイトの改善や施策立案に役立つデータ分析の知識などは、EC運営の円滑化に有効なスキルだと言えるでしょう。ECサイト運営に関わる資格や、マーケティング・データ分析に関する資格なども多数存在するので、スキルアップとキャリアアップを兼ねて資格取得を目指すのもおすすめです。

※関連記事:
EC業界で差がつく資格! おすすめ資格10選と学習方法を解説

AIの活用

近年、生成AIをはじめとしたAI技術の発展は著しく、ECサイト運営においてもAI活用による業務効率化の動きが急速に広まっています。かつては「AIを使いこなせる一部の企業だけのもの」というイメージがありましたが、2026年現在では中堅・中小規模のEC事業者においても、実務レベルでの活用が現実のものとなっています。

EC運営でのAI活用は、大きく以下のような領域に広がっています。

・コンテンツ生成の効率化

生成AIを活用すれば、商品説明文やメルマガ原稿、SEO用のメタ情報などを短時間で作成できます。これまで担当者が数時間かけて行っていた作業を大幅に短縮でき、ささげ業務のスピードアップにもつながります。

・チャットボットによる問い合わせ対応の自動化

AIチャットボットを導入することで、ECサイトへの問い合わせ対応を24時間自動化できます。よくある質問への回答はAIが担い、担当者はより複雑な対応に集中できる体制を整えられます。

・AIレコメンドによるパーソナライズ接客

ユーザーの行動履歴や購買データをAIが自動学習し、一人ひとりに最適な商品をレコメンドします。顧客体験の向上だけでなく、クロスセルやアップセルによる客単価の向上にも効果的です。

・データ分析と施策立案の高速化

「データはあるが分析する時間がない」というEC現場の課題を解消するのも、AIの得意領域です。売上のボトルネックを特定したり、施策の効果をシミュレーションしたりする作業をAIがサポートすることで、担当者は素早く意思決定を下せるようになります。この点については次のセクションで詳しく解説します。

※関連記事:
【2026年版】ECサイトのAI活用完全ガイド|業務別の活用例・導入メリット・注意点を解説
売れる商品説明文とは?書き方や効率化を叶えるソリューションを紹介!

基幹システムとの連携

ECサイトと基幹システムの連携も、EC業務を効率化するアプローチのひとつです。ECビジネスでは、商品情報や在庫情報、顧客情報、受発注情報など、さまざまな情報を扱います。これらの情報を管理する基幹システム同士が分断していると、手動によるデータの転記や二重入力が発生してしまい、業務効率の低下を招きます。

反対に、ECサイトと基幹システムを連携することで、データ入力・転記に費やしていた業務を効率化・自動化することができ、データの正確性も向上します。

※関連記事:
ECサイトで基幹システム連携が必要な理由とは?データ連携の方法やメリット、成功事例を紹介!

アウトソーシングの活用

アウトソーシングの活用もまた、ECサイト運営を効率化する方法のひとつです。特別な知識やスキルを必要とする専門性が高い業務は、無理に社内で対応しようとすると非常に多くの工数がかかってしまい、生産性が低下する可能性が高まります。また、作業自体は誰でも行えるものの多くの工数がかかる業務も、アウトソースを検討すべきだと言えます。

外注を含む運営費の目安は、ECサイトの維持・運営にかかるランニングコストはどれくらい? 節約する方法とはで整理しています。

AIを活用するとEC運営はどう変わるのか?

前のセクションでAI活用の概要をお伝えしましたが、ここでは特に近年注目を集めている「分析から実行までをAIが一気通貫でサポートする」という新しいEC運営の形について、より詳しく解説します。

「データはあるが使えない」現場の実態

多くのEC現場では、注文データやアクセスログ、顧客情報など膨大なデータが日々蓄積されています。しかし、そのデータを実際の施策に活かせているEC事業者は決して多くありません。

売上が伸び悩んでいるとき、原因がセッション数にあるのか、CVRにあるのか、客単価にあるのかを特定するには、複数のデータを横断的に分析する必要があります。しかし、これを正確に行うには専門的な知識と時間が必要であり、「分析したくても手が回らない」「数値は見られるが、次のアクションに結びつかない」という状況に陥りがちです。

さらに、外部ツールでデータを可視化できたとしても、「では具体的に何をすべきか」という判断には高度な経験と知識が求められます。分析と実行の間にある「断絶」が、データ活用の大きな壁になっているのです。

自然言語で問いかけるだけで、分析・提案が即座に完結

この課題を解決するアプローチとして注目されているのが、AIアシスタントと対話しながら分析・意思決定を進めるスタイルです。

たとえば、「5月の売上課題は何?」とAIに問いかけると、ECの全データを横断的に分析したうえで「セッション数は前月比+12%だが、CVRが-8%低下しており、特に新規ユーザーの離脱が増加しています」といった形でボトルネックを瞬時に特定します。

さらに、分析結果をもとに「この課題を解決するためにはどんな施策が有効か?」と続けて問いかければ、具体的な改善策とその効果のシミュレーションをあわせて提示してくれます。複雑なコード入力やBIツールの操作スキルがなくても、日常の言葉でAIを「壁打ち相手」として活用しながら、スピーディーに意思決定を下せるようになります。

提案から実行まで、AIが一貫してサポートするフロー

さらに進んだ活用として、分析・提案にとどまらず、施策の実行までをAIがアシストする仕組みも登場しています。

たとえば、AIが「このセグメントの顧客にクーポンを配布すると、売上が○○%改善する見込みです」と提案した際、担当者が「実行する」と指示すると、対象となる会員グループの作成や関連設定をAIが手伝い、担当者は内容を確かめて実行するだけで済む、という形です。

これにより、「分析→判断→設定→実行」というEC運営のPDCAサイクルを大幅に短縮でき、担当者はより本質的な戦略立案や顧客体験の設計に集中できるようになります。

コンテンツ生成・接客の自動化も加速

データ分析・施策実行だけでなく、EC運営の幅広い業務にわたってAIの活躍領域は広がっています。

業務領域AIによる効率化の具体例期待できる効果
商品コンテンツ制作商品説明文・SEOメタ情報の自動生成ささげ工数を大幅削減
顧客対応AIチャットボットによる24時間自動応答対応工数削減・顧客満足度向上
パーソナライズ接客行動データに基づくAIレコメンドCVR・客単価・LTV向上
データ分析自然言語でのボトルネック特定・施策提案分析工数削減・意思決定の高速化
在庫・需要予測過去データに基づく需要予測と発注最適化欠品・過剰在庫の防止
メルマガ・CRM顧客セグメント自動作成・配信内容の最適化リピーター育成・広告費削減

重要なのは、AIを「便利なツールの追加」として外付けするのではなく、ECシステムに蓄積されたデータをAIがフル活用できる環境を整えることです。データが統合されているほど、AIの分析精度は高まり、より精度の高いパーソナライズや施策提案が可能になります。

業務効率化と売上アップを叶える「メルカート」

次は、すでにECサイトを運営していて業務効率化に課題を感じている方や、これからEC事業を始めるにあたり効率的に運営していきたいと考えている方におすすめのソリューションとして、クラウドECプラットフォーム「メルカート」をご紹介します。

業務効率化に役立つ充実の機能

メルカートは、集客・販促・顧客管理・分析まで一気通貫で対応する標準機能を備えたクラウドECです。プログラミング知識不要でページを作成・更新できるノーコードCMS機能や、在庫・出荷管理を簡単に行える商品管理機能など、日々のEC運営を効率化するための機能が充実しています。年240回の自動アップデートにより常に最新機能を自社起因のセキュリティ事故0件の安全な環境で利用でき、導入企業の平均売上成長率480%(※2)という実績がその効果を示しています。

メルカートの機能を詳しく見る

EC業務の効率化を支援するAI機能

メルカートは、日本初※1となる「AIエージェント一体型DWH基盤」を構築したクラウドECプラットフォームです。ECカートシステムとして業界に先駆けて、分析・提案・実行の全プロセスをAIがサポートする環境を実現しています。

たとえば、EC担当者が自然言語(日常会話)で「今月の売上課題は?」と問いかけるだけで、AIが全データを横断的に分析してボトルネックを特定し、具体的な改善施策とシミュレーションをあわせて提示します。さらに担当者が施策を選んで「実行」を指示すると、会員グループの作成や関連商品の設定など、管理画面での操作までをAIアシスタントが支援します。

そのほか、生成AIで商品コメントを作る「商品コメント自動作成」、商品ページのタイトルやメタディスクリプションを作る「SEO最適化自動設定」、自然な言葉で会員を絞り込める「AI検索アシスト」など、運用の手間を減らすAI機能があります。オプションで、AIレコメンドやAIチャットボットも使えます。

※1 自社調べ(2026年2月時点)。国産のECサイト構築プラットフォームにおける「AIアシスタント経由でDWH内のデータ分析から施策提案、管理画面内での実行操作までを完結させる機能」として。
※2 サイト公開翌月から1年後の平均成長率。サービス利用1年未満のサイトは対象外。

※プレスリリース:
【日本初】メルカート、分析から実行までをAIが伴走しEC運営を支援する「AIエージェント一体型DWH基盤」を構築

豊富なノウハウでECサイト運営を徹底支援

メルカートは、サポート満足度97%(ITreviewのレビューデータより)の伴走体制で構築段階から運用まで一貫してサポートします。構築段階ではリリース後の自立運用に向けたトレーニングを実施し、オープン後も専任のカスタマーサクセスチームが運営の疑問や売上アップに向けた相談に対応します。構築中は手順を30段階に分けて担当チームが伴走し、公開後は機能の活用方法からデータ分析の進め方まで20項目以上を無償サポートの範囲で対応します。ECパッケージ「ecbeing」のSaaS版として、ecbeingが1,600サイト以上の構築で培ったノウハウも受け継いでいます。

「メルカート」でEC運営業務を効率化した事例

最後に、「メルカート」でEC運営業務を効率化した事例をご紹介します。

運用の効率化と売上アップを達成(リンガーフーズ)

リンガーハットグループの外販事業を担うリンガーフーズ株式会社は、「メルカート」を採用してECサイトのリニューアルを実施し、サイト運用の効率化と売上アップを実現しました。

以前利用していたのは商品販売のみのカートシステムであり、各種施策を実施する機能が備わっていなかったため、新たなカートの選定ではさまざまな施策を実行できる機能性を重視。検討の結果、旧システムよりも操作性・機能性に優れる「メルカート」を採用することを決定しました。

リニューアル後、「メルカート」のCRM+を活用して分析・施策を実施したことで、売上昨年対比が215%を達成する月も出るなど順調に売上が成長。ユーザー管理や受注業務、商品管理といった業務が効率化したことも、成果につながる要因となっています。

リンガーフーズ株式会社のメルカート導入事例をもっと見る

サイトリニューアルで業務効率化に成功(シケン)

オーラルケア製品の企画・開発・販売を手がける株式会社シケンは、「メルカート」を導入してECサイトをリニューアルし業務効率化を実現しました。

同社には10万件にものぼる顧客データが存在し、顧客管理に基幹システム、販売時に受注チャネルと、異なるシステムで別々のオペレーションを手動で行っており、作業負荷が高い状況でした。「メルカート」での一元管理実現後は、バックオフィスのオペレーションが効率化し、受注から商品発送までのスピードが向上。従来は注文から発送まで3〜4日を要していましたが、リニューアル後は翌日発送が可能になるなど、ECサイト運営の効率化に成功しています。

株式会社シケンのメルカート導入事例をもっと見る

まとめ

今回は、ECサイト運営の業務内容と効率化のポイント、そしてAIを活用した最新の業務改善について解説しました。

EC運営の業務は多岐にわたり、フロント・バックエンドを問わず担当者の負担は増す一方です。そうした中でAIの活用は、コンテンツ生成から問い合わせ対応、データ分析・施策実行まで、EC業務全体を横断的に効率化する強力な手段となっています。特に、分析から提案・実行までを一貫してサポートするAI環境を整えることで、「データはあるが使えない」という多くのEC現場の悩みを解消し、PDCAをより高速に回せるようになります。

ECサイトを運営していて業務効率化に課題を感じている方や、これからEC事業を始めたいと考えている方は、記事内でご紹介したクラウドECプラットフォーム「メルカート」でのECサイト構築・リニューアルを検討してみてはいかがでしょうか。

よくある質問

フロント業務とバックエンド業務の違いは何ですか?

フロント業務は商品企画・ページ制作・プロモーションなどのマーケティング領域を指します。バックエンド業務は「フルフィルメント」とも呼ばれ、受注処理・在庫管理・出荷・問い合わせ対応など注文から配送までの運営基盤を支える業務が該当します。少人数のEC運営では、一人の担当者が両方を兼任するケースも多くあります。

ECサイト運営で、自動化しやすい業務は何ですか?

注文確認メールの送信、注文データからの出荷指示の作成、複数のサイトやモールにまたがる在庫の同期、発送完了の連絡、商品説明文やSEO用メタ情報の下書き、よくある質問への一次回答は、システムやAIで自動化しやすい業務です。手順が決まっていて件数の多い作業ほど効果が出ます。商品企画や施策の判断は担当者が担い、AIは分析や提案で支える形が現実的です。

EC運営でAIを活用すると、具体的に何ができますか?

ECのAI活用は、コンテンツ生成・問い合わせ対応・レコメンド接客・データ分析・需要予測・CRMと幅広い業務に及びます。中でも近年注目されているのが「自然言語でAIに問いかけるだけで売上のボトルネックを特定し、施策の提案から実行まで完結させる」という一気通貫型の活用です。専門的なデータ分析スキルがなくても、担当者が日常の言葉でAIと対話しながらスピーディーに意思決定を下せるようになります。

ECサイトの運営を効率化するポイントは何ですか?

EC運営に関わるスキル習得・AIツールの活用・基幹システムとの連携・アウトソーシング活用などのアプローチがあります。これらを適切に組み合わせることで日々の業務負担を軽減できます。プラットフォーム選びも重要で、ノーコードCMS・在庫管理・受注処理の自動化と、AIによるデータ分析を1つの管理画面で使えるクラウドECを選ぶと、ツールをまたぐ転記が減り、運用の手間を抑えられます。

NEXT STEP

管理画面で、この施策がどう動くか見られます

実際の管理画面を操作した動画と、施策ごとの進め方をまとめた資料をご用意しています。設定の手間と、運用に必要な体制のイメージがつきます。