COMPARISON
メルカートとecbeingの違い|SaaS型とパッケージ型で比較
最終更新 2026年8月21日
メルカートとecbeingの違いは、提供形態です。メルカートはSaaS型、ecbeingはパッケージ型です。
株式会社メルカートは、2025年10月にecbeingから独立分社化した別法人です。同じソフトクリエイトグループに属し、メルカートはecbeingの機能思想を継承しています。
SaaS型は最短2〜3か月で立ち上げられ、新機能が自動・無料で追加されます。パッケージ型は半年〜1年規模の期間を要する代わりに、業務要件に合わせて自由に作り込めます。どちらが優れているかではなく、事業フェーズと要件の性質で選ぶ関係にあります。
SaaS型とパッケージ型は何が違うのか
自動で進化するSaaS型(メルカート)
- 最短2〜3か月でスピーディに立ち上げられる
- 新しい機能が自動で・無料で追加されていく
- 運用コストの見通しが立てやすい
留意点
- ベンダーが提供する機能の範囲で運用するのが基本
- 完全な独自仕様を作り込む場合は制約があるケースも
独自で進化させるパッケージ型(ecbeing)
- 自社の業務要件に合わせて自由にカスタマイズできる
- 大規模・複雑な業務にも対応しやすい
- 一度作った環境は自社の資産として保有できる
留意点
- 立ち上げに半年〜1年規模の期間と費用がかかる
- 機能追加・外部連携のたびに開発費の見積もりが必要
- 数年後に大規模なリプレイスが必要になる場合がある
主要項目での比較
| 観点 | メルカート(SaaS型) | ecbeing(パッケージ型) |
|---|---|---|
| 導入後の実績 | 導入企業の平均売上成長率480% | 1,600サイトの構築実績・18年連続シェアNo.1※ |
| 立ち上げ期間 | 最短2〜3か月 | 半年〜1年規模 |
| 初期費用 | 19万円〜 | 要件により個別見積 |
| 月額費用 | 4.9万円〜(定額) | 要件により個別見積 |
| コストの見通し | 予測しやすい | 要件と開発量により変動 |
| 機能追加 | 年約240件を自動・無料で適用 | 都度、開発費の見積もりが必要 |
| カスタマイズ | 提供機能の範囲で運用 | 業務要件に合わせて自由に作り込める |
| 基幹システム連携 | 標準外部連携APIで対応 | 個別開発で柔軟に対応 |
| データ活用(DWH・AI) | 標準搭載。全データを統合し、AIが施策を提案 | 要件に応じた個別構築、またはマイクロサービスの活用 |
| サポート体制 | 専任CSが集客・CRM・データ分析まで継続伴走(サポート満足度97%) | 構築フェーズから専任パートナーが長期で伴走 |
| セキュリティ | PCI DSS v4.0.1準拠。サービス提供会社のISMS取得・自社起因の事故0件・外部診断を定期実施 | PCI DSS v4.0.1準拠。サービス提供会社のISMS取得・自社起因の事故0件・外部診断を定期実施 |
| 数年後のリプレイス | 自動バージョンアップで不要 | 必要になる場合がある |
| 向いている企業 | 売上成長と運用効率化を両立したい中堅・成長企業 | 独自要件・複雑な業務連携が必要な大規模EC |
出典: https://www.ecbeing.net/ (2026-09-09 参照)
※ ecbeing の実績値。2008〜2025年度、ECサイト構築(カスタマイズ型、SaaS/PaaS)の市場占有率。2022年度までは富士キメラ総研の調査結果にもとづく ecbeing 社の自社推定、2023年度以降は富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場」より。
どちらを選ぶべきか
該当する項目が多いほうが、いまの事業フェーズに適しています。
メルカートが向いている企業
- システム運用より、売上拡大・顧客体験の向上に集中したい
- EC事業を早く立ち上げ、市場で検証しながら成長させたい
- ECのトレンド変化に継続的に追従したい
- 見積もり交渉から解放され、予測可能なコストで運営したい
- データを活用したデータドリブンなEC運営を目指す
- 専任チームの伴走で、事業成長に集中したい
- BtoC/D2C/定期通販・単品通販を運営する中堅・成長企業
ecbeingが向いている企業
- 業務フローや基幹システムとの連携要件が独自かつ複雑
- 自社固有の業務要件をECに深く反映させたい
- 自社専用のEC基盤を所有したい大規模EC
- 社内にシステム開発・運用リソースが豊富にある
- 数年単位の大規模投資計画が可能
よくある質問
メルカートとecbeingは同じ会社の製品ですか?
株式会社メルカートは、2025年10月にecbeingから独立分社化した別法人です。同じソフトクリエイトグループに属しており、メルカートはecbeingの機能思想を継承したSaaS製品です。
パッケージ型ECとSaaS型ECは、どちらを選ぶべきですか?
EC事業のフェーズ・組織体制・優先順位によって最適な選択は変わります。独自要件の作り込みを最優先するならパッケージ型、売上成長スピード・データ活用・運用効率を重視するならSaaS型が向いています。判断に迷う場合は、両方の実績を持つ担当者がフラットにご相談に応じます。
メルカートのコストはどのくらいですか?
初期費用19万円〜、月額4.9万円〜です。受注件数・売上に対する従量課金はありません。パッケージ型では機能追加・外部連携のたびに開発費の見積もりが発生しますが、メルカートでは年約240件の無料アップデートに含まれます。数年単位のトータルコストで比較すると差が開きます。
メルカートでもカスタマイズや外部連携は可能ですか?
可能です。API・外部連携(CONNECT開発)で既存システムと接続できます。基盤に手を加えない設計のため、他機能と衝突せずに連携できます。基幹システム・WMS・MAツール・CDPなどの既存資産を活かしながら、段階的にEC基盤を拡張できます。
将来ecbeingへ移行することはできますか?
事業規模の拡大にともなう移行に対応しています。機能思想を共有しているため、他社製品への乗り換えと比べて移行の負担を抑えられます。
ecbeingからメルカートへの乗り換えは可能ですか?
可能です。専任チームが商品・顧客・受注データの移行を支援します。事業フェーズの変化で「運用効率・成長スピード」を優先したいタイミングでご検討ください。
メルカートの導入後のサポート体制を教えてください。
専任CSが集客・CRM・データ分析まで継続して伴走します。サポート満足度は97%です。「運用代行会社を使っていた頃と比べ、ランニングコストが3分の1になった」という導入企業の声もあります。
どちらが機能は多いですか?
単純な機能数の比較にはあまり意味がありません。ecbeingは要件に合わせて作り込める前提の製品で、メルカートは標準機能の範囲で運用する前提の製品です。作り込みが必要かどうかで判断してください。
NEXT STEP
どちらが適しているか、率直にお伝えします
要件をお聞きし、メルカートが合わないと判断した場合はその旨をお伝えします。