ECにおける決済とは?主な決済方法やおすすめのサービスを紹介!

ECサイトの売り上げを左右する要因のひとつに、導入している決済方法の種類や充実度を挙げることができます。

 

一方で、
「そもそもECサイトの決済とは?」
「ECサイトの主な決済方法には何がある?」
「多彩な決済方法に対応するECサービスは?」

といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

本記事では、ECにおける決済の基本と主な決済手段をご紹介します。多彩な決済方法に対応するサービスや導入事例もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

ECにおける決済とは?

 

ECにおける決済とは、ECサイト上で商品を購入する際の代金の支払い方法のこと

 

近年ではクレジットカード決済以外にもさまざまな決済方法が登場しており、どの決済方法を採用するか、あるいはどれだけ決済方法を充実させるかが、ECサイトの売り上げを左右します。たとえば、ユーザーが希望する決済方法に対応していない場合、ユーザーに不便な思いをさせてしまったり、場合によっては商品購入を断念されてしまったりといった可能性が高まるでしょう。

 

ECサイトでのユーザーの離脱を防ぎ、快適な購買体験を提供するためにも、商材やターゲット層、トレンドに合わせた決済方法に対応することが非常に重要だと言えます。

ECサイトの主な決済方法

(出典元:令和5年通信利用動向調査報告書(世帯編)|総務省

 

次に、総務省が公表している「令和5年 通信利用動向調査(世帯編)」の結果も参考にしつつ、ECサイトにおける主な決済手段をご紹介します。

クレジットカード決済

ECサイトでの決済方法として、とくに利用率が高いのが「クレジットカード決済」です。

 

先述した調査によれば、 EC利用者の76.7%が「クレジットカード払い」を利用していることから、ECサイトを運営するのであれば必ず対応したい決済方法だと言えます。

 

クレジットカード決済を採用するメリットとしては、かご落ちによる機会損失の回避や、代金の未回収リスクが低い点、注文から商品発送までの期間を短縮できる点などが挙げられるでしょう。一方で、もしもクレジットカードの不正利用・トラブルがあった場合、返金の義務が生じるチャージバックが発生する可能性がある点には注意が必要です。

電子マネー決済(ID決済)

近年急速に普及しているのが、電子マネー決済です。

 

たとえば、「PayPay」や「LINE Pay」、「楽天ペイ」、「Amazon Pay」といったID決済サービスや、「Suica」などの交通系電子マネーなどが該当します。

 

総務省の調査によれば、EC利用者の38.5%が電子マネー決済を利用しており、前年まで2番目に多かったコンビニ決済を上回る形となっています。

 

電子マネー決済に対応するメリットとしては、面倒な情報入力が不要でかご落ち防止に有効な点や、ポイント還元などのキャンペーンが盛んなのでユーザーに選ばれやすい点を挙げることができます。ただし、さまざまなサービスが存在するため、どの電子マネー決済に対応するべきか入念に検討することが大切です。

コンビニ決済

コンビニ決済は、購入手続きの完了後に、ユーザーがコンビニエンスストアにて支払いを行う方法です。払込票を送付して支払ってもらうパターンと、払込票番号をWeb上で発行して支払ってもらうパターンがあります。EC利用者の34.7%がコンビニ決済を利用していることから、電子マネー決済と並んで導入を検討すべき決済方法だと言えるでしょう。

 

メリットとしては、クレジットカードを持っていない若年層や、オンライン上での決済に不慣れな高齢者層などにも買い物してもらえるチャンスが広がります。また、入金確認後に発送する形式であれば代金未回収のリスクも防止できるでしょう。注文から入金確定まで時間がかかる点や、後払い形式の場合には代金の未回収リスクが高まる点に注意が必要です。

銀行決済・ネットバンキング決済

銀行決済は、ECサイトにおける決済方法としては古くから存在する方法です。

 

銀行窓口やATMでの支払いが可能なので、オンラインでの決済に不慣れな方でも利用しやすい方法だと言えるでしょう。また、近年普及しつつあるインターネットバンキングであれば、ユーザーは支払いのために銀行窓口やATMに行く手間が省けます。

 

一方で、入金から確認までにタイムラグが生じてしまう点や、消込作業が必要になる点はEC事業者にとってデメリットになりうるでしょう。

代金引換

代金引換は、商品の受け取りと引き換えに代金を支払う決済方法です。

 

ユーザーとしては、クレジットカード情報などの入力が不要なので手軽に注文でき、不着などのトラブル対策にもなります。一方で、EC事業者側としては、代金回収までに時間がかかるほか、お客様不在によって返送が発生したり、場合によっては受け取り拒否が発生したりするリスクも考えられます。

キャリア決済

キャリア決済とは、ソフトバンクやNTTドコモ、auなど、ユーザーが利用している携帯キャリアの料金に上乗せする形で商品代金を支払う決済方法です。

 

クレジットカード情報を入力する手間が省け、クレジットカードを持っていないユーザーにも利用してもらいやすい点がメリットと言えます。一方で、クレジットカード決済よりも決済手数料が高い傾向がある点は、EC事業者にとってデメリットになるでしょう。

多彩な決済手段に対応する「メルカート」

ここまでは、ECサイトの主な決済方法について解説してきました。

 

次は、多彩な決済手段に対応するクラウドECプラットフォーム「メルカート」をご紹介します。

充実の機能をクラウドで!

「メルカート」は、国内ECサイト構築実績No.1のECパッケージ「ecbeing」から生まれたクラウドECプラットフォーム(ECカート)です。

 

「ecbeing」の標準機能をクラウド上で利用でき、集客から販促、リピーター獲得まで一気通貫で実現可能。日々のECサイト運営を効率化する機能も豊富に備わっています。

 

また、オプション機能の追加やマイクロサービス、外部ツール連携により、機能を拡張していくことも可能です。事業の拡大に応じてECパッケージ「ecbeing」に短期間かつ低コストで移行することもできるので、将来的な成長を見据えつつEC事業をスモールスタートしたい事業者にもおすすめです。

幅広い決済手段に対応!

「メルカート」は、ECサイトに求められる主要な決済手段に対応しているので、商材の特性やターゲット層、市場のトレンドに応じて適切な決済手段を取り入れることが可能です。

 

また、「メルカート」はGMOペイメントゲートウェイが提供するオンライン総合決済サービスの接続方式「OpenAPIタイプ」と連携しています。これにより、クレジットカード決済やコンビニ決済はもちろん、「Amazon Pay」や「楽天Pay」、「PayPay」、「au PAY」、「Pay-easy」など多彩な決済手段とスムーズに連携でき、コストを抑えつつ決済手段を追加することが可能になります。

 

初心者の方も安心の手厚いサポート!

「メルカート」は、EC初心者の方も安心のサポート体制を整えています。

 

業種業界を問わずさまざまなタイプのECサイトを構築してきた経験・ノウハウを基に、お客様に合ったECサイトの構築をご提案いたします。サイト構築段階では、リリース後の自立運営を見据えたトレーニングを実施し、お客様の疑問や不安の解消に努めます。

 

また、ECサイトのリリース後も、専任のカスタマーサクセスチームがEC運営に関する疑問やご相談に対応します。もちろん、決済手段の追加に関する相談もOKです。

 

さらに、「メルカート」ではWeb広告運用やコンテンツ制作、SNS・CRMなどの支援サービスも用意しているので、EC運用に関する知見やリソースに不安がある場合でも、安心してご利用いただけます

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「メルカート」でECサイトを構築した事例

最後に、「メルカート」でECサイトを構築した事例をご紹介します。

親会社と同じ決済サービスを利用できる点が決め手に(魚沼醸造)

米糀や糀甘酒、および糀製品の製造販売を手掛ける魚沼醸造株式会社は、「メルカート」を採用してECサイト「魚沼醸造公式オンラインショップ」をオープンしました。

 

創業当初より糀甘酒の原料となる米糀を生産してきた同社。そして、同社がとくに注力している商品が、糀甘酒を凝縮させて作った天然発酵甘味料「糀みつ」です。「糀みつ」は希少性が高く、高価格帯の商品になるポテンシャルを秘めていたことから、一般の小売に出すのではなく、ECで丁寧にブランディングしていく方針を固めました。

 

ECカートシステムの検討を進めた結果、親会社であるマルコメ株式会社で利用している「ecbeing」と操作性が近く、短期間でのオープンを目指せるクラウドサービスの「メルカート」の採用を決定。「メルカート」であれば親会社と同じ決済代行会社が利用でき、Amazon Pay(アマゾンペイ)などの決済手段を利用できる点も決め手となりました。

 

少人数での対応でありながら、約5か月という短期間で公式オンラインショップをオープンすることに成功。注力商品である「糀みつ」が注文の4割~5割を占めるなど、ECサイトでのブランディングに手ごたえを実感されています。

越境ECを見据えて自社オンラインショップを構築(不二食品)

昆布茶や梅こぶ茶、佃煮などの製造販売を手掛ける不二食品株式会社は、メルカートを導入して自社ECサイト「不二食品公式オンラインショップ」をオープンしました。

 

かねてよりECモールへの出店を通じてEC事業を展開してきた同社。コロナ禍に突入し、実店舗の売り上げが減少した一方、ECモールの売り上げが増加したこともあり、会社方針としてEC事業に力を入れていくことを決めました。また、同時期にSNSでの情報発信に力を入れ始めていたこともあり、SNSと連動してブランディングを行うための自社ECサイトの構築を決定。

 

カートシステムの選定を行った結果、将来的な越境EC展開に対応できる点、導入実績が豊富な点、そしてデザイン性に優れている点を評価し、「メルカート」の採用に至りました。

 

導入にあたっては、「メルカート」のサポートの充実度を実感。的確なサポートにより、PayPay連携にもスムーズに対応することができました。

 

「不二食品公式オンラインショップ」のオープン後、SNSでの告知なども実施したことで着実に認知が拡大。販促機能を活用して会員向けキャンペーンを実施したところ過去最高の売り上げを達成するなど、EC事業の成長を実感されています。

まとめ

今回は、ECサイトの決済方法について、特徴や導入時のポイントなどを解説してきました。

 

ECサイトの売上を伸ばしていくには、扱う商材やターゲット層に合わせた決済方法に対応することが大切です。

 

今回ご紹介した「メルカート」は、コストを抑えつつ多彩な決済方法に対応することができます。ECサイトの構築・リニューアルを検討している事業者の方は、ぜひ「メルカート」のご利用を検討してみてはいかがでしょうか。


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この記事の監修者

株式会社エートゥジェイマーケティング責任者座間 保

2007年に㈱エートゥジェイの創業に参画し2009年に独立。マス媒体以外のトリプルメディアを活用した一貫性のあるWeb戦略立案・戦術プランニング・実行・分析・改善に携わる。結果を重視した戦略的なECサイトやオウンドメディア構築を行う。WebメディアやWeb関連事業の起業を3度経験した、シリアルアントレプレナー。2017年に㈱エートゥジェイに出戻り、マーケティング部門を統括している。

座間

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