Instagram(インスタグラム)を活用して集客・売上アップを目指そう!基本から運用のコツまで徹底解説

世界中で人気のSNS「Instagram(インスタグラム)」を、集客に活用する企業やECサイトが年々増えています。しかし、Instagramで投稿しても集客につながらない、これから運用を始めたいがどう使えば良いのかわからない、と悩んでいる担当者の方もいらっしゃるでしょう。

 

そこで今回は、Instagramを使った集客のメリットや運用・広告出稿のコツ、失敗しがちな注意点などをご紹介します。集客に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

Instagram活用を加速!

“ビジュアル”活用の考え方と活用事例

ビジュアル活用を様々な視点から取り上げた事例を解説します。

こんな人におすすめ

・画像や動画の活用に力を入れたい方
・画像や動画の効果を知りたい方

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Instagramを活用するメリット

ECサイトを運営する企業にとって、Instagramを活用することにはどんなメリットがあるのでしょうか。

アクティブユーザー数が年々増加

アクティブユーザー数が年々増加

(出典:令和6年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査結果概要

 

総務省が行った「令和6年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によれば、Instagramの利用率は年々増加を続けており、全年代における利用率は52.6%に上ることが示されています。

 

国内アクティブユーザー数は2019年時点で3,300万人となっており、2025年現在はさらに多くのユーザーが日常的にInstagramを利用していると考えられます。

 

また、ユーザーの行動様式が変化している点も見逃せません。従来はGoogleなどの検索エンジンで情報を調べるのが主流でしたが、InstagramなどのSNSで情報収集をするユーザーが増えてきています。

 

集客ツールとしてInstagramを活用することで、より多くの顧客を獲得できる可能性が高いです。

視覚的に商品・ブランドを訴求できる

TwitterやFacebookは文字、YouTubeやTikTokは動画など、SNSはプラットフォームによってメインとなる投稿内容が決まっています。そして、Instagramは、写真や動画といった視覚的な投稿がメインです。

 

そのため、自社商品の画像や活用イメージ、コーディネート例、ブランドの世界観を表現した画像・動画を発信することで、テキストでは伝わりづらい魅力を存分に訴求することができます。

ECビジネスに便利な機能

Instagramには、投稿からECサイトやネットショップに移動できる「ショッピング機能」や、プロフィールに住所やメールアドレスを記載できる「連絡オプション」など、集客に便利な機能が多く実装されています。

 

広告を出稿して、より多くのユーザーに投稿を見てもらうことも可能です。さまざまな機能を活用できる点も、Instagramを集客に活用するメリットといえるでしょう。

 

以下の記事では、Instagramのショッピング機能について、そのメリットや導入手順を詳しく解説しています。あわせてご確認ください。

 

※関連記事:Instagramショップを活用しよう! メリットや導入の手順を解説

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“ビジュアル”活用の考え方と活用事例

ビジュアル活用を様々な視点から取り上げた事例を解説します。

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・画像や動画の活用に力を入れたい方
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Instagram活用の基礎知識

Instagramを活用して集客や売上の向上を目指すには、押さえておくべき基本的なポイントが存在します。

 

まずは、Instagram活用の基礎知識として、以下のポイントを確認していきましょう。

運用目的を明確にする

Instagramを運用する目的を明確に定めておくことが大切です。

 

商品やブランドの認知度を高めたい、ECサイトへのアクセス数を増やしたい、実店舗に集客したいなど、目的によってアカウントの運用方法や作り方は異なります。明確なゴールを定めておくことで、目的達成に向けたアプローチを行いやすくなるでしょう。

 

また、どれだけ投稿が優れていても、それをユーザーが見てくれなければ集客にはつながりません。最初に、どのようなユーザー層にリーチしたいかを明確にしておきましょう。ターゲットを設定しておけば、「どんな人に情報を発信するのか」「どういった投稿が効果的か」を判断しやすくなります。

プロフィールを最適化する

プロフィールはユーザーの印象を左右する重要な要素です。プロフィールを充実させることも、集客を目指すうえでは欠かせません。

 

プロフィール欄のポイントとしては、以下が挙げられます。

 

・企業ロゴやブランドロゴなど、わかりやすい写真を設定する
・覚えやすいユーザーネームにする
・簡潔で見やすい自己紹介文を記載する
・ストーリーズやハイライト機能を活用する

 

実店舗がある場合は営業時間や住所、ネットショップの場合は自社ECサイトへのリンクなども記載しておきましょう。

ビジネスアカウントを利用する

Instagramには、個人アカウントとは別にビジネスアカウントと呼ばれるものがあります。企業として運用する際は、ビジネスアカウントを設定しておくことをおすすめします。

 

ビジネスアカウントに切り替えることで、ビジネス情報の記載や広告出稿、データ分析(インサイト機能)などを使えるようになります。

 

Instagramを最大限活用するためにも、ビジネスアカウントへの切り替えを忘れずに行いましょう。

Facebookと連携する

Instagramをビジネスに活用するのであれば、Facebookとの連携をおすすめします。

 

InstagramとFacebookはどちらもMeta社が提供するサービスであり、スムーズな連携が可能です。

 

連携により、先述したショッピング機能を利用できるようになったり、後述するInstagram広告において高度な設定や効果検証を行うことができたりと、多くのメリットが期待できます。

 

以下の記事では、InstagramとFacebookの連携方法・手順について詳しく解説していますので、合わせてご確認ください。

 

※関連記事:InstagramとFacebookの連携方法は?メリットと手順を解説【2025年最新版】

集客・売上アップにつなげるInstagram運用のコツ

次に、Instagramを活用して集客・売上アップを目指す上で覚えておきたい、Instagram運用のコツを紹介します。

ハッシュタグを活用する

Instagramのユーザーは、ハッシュタグ(#)検索をよく使用しています。投稿には、必ずハッシュタグを付けておきましょう。例えば、化粧水の投稿をする場合は「#化粧水 #○○(ブランド名)」といった形で記載します。

 

ただし、ハッシュタグが多すぎても読みにくさが増すため、最大5個程度を目安に設定するのがおすすめです。

 

また、投稿数が多いハッシュタグを設定しても、他の投稿に埋もれてしまう可能性があります。商品に関連していて、投稿数があまり多くないハッシュタグを設定するのがポイントです。

 

ある程度の認知度がある場合は、独自のハッシュタグを設定するのも良いでしょう。ユーザーが同じハッシュタグで投稿してくれれば、認知拡大につなげることができます。

一貫性のある投稿を意識する

Instagram運用では、投稿する写真・動画の雰囲気やテーマに一貫性を持たせることも大切です。投稿に統一感があれば、商品・ブランドの世界観を確立しやすく、ターゲットとなるユーザーの興味を惹くアカウントを作りやすくなります。

 

逆に、投稿内容に一貫性がないアカウントは、ユーザーに世界観が伝わりづらく、一部の投稿だけ悪目立ちしてしまい、ユーザーに違和感を与えかねません。

 

発信したい情報が多岐に渡るのであれば、公式アカウントでは商品紹介やユーザーとの交流を行う、スタッフアカウントでお役立ち情報を発信するなど、目的ごとに複数アカウントを使い分けるのもおすすめです。複数アカウントを運用する手間はかかるものの、投稿の一貫性を保ちつつ情報発信を行うことが可能になります。

適度な投稿頻度を心がける

Instagram運用においては、投稿頻度も重要なポイントとなります。

 

長期間にわたり投稿が行われていないアカウントは、ユーザーの目に触れる機会がないだけでなく、ユーザーがアカウントを見つけてくれても「もう運用していないアカウントだ」と判断されてしまう可能性があります。

 

反対に、1日にたくさんの投稿を行うのも避けましょう。連続投稿でタイムラインを埋めてしまうと、フォローを外すユーザーが増えてしまうためです。

 

定期的な投稿は大切ですが、連続で投稿を行うのではなく、「ユーザーがどんな投稿を求めているか」を考えて、質の高い投稿を目指してみてください。

ユーザーとのコミュニケーションを密に取る

Instagramでは、「いいね」やコメント機能を活用して、ユーザーとの双方向のコミュニケーションを取ることができます。たとえば、自社オリジナルのハッシュタグを付けた投稿に「いいね」で反応したり、コメントをこまめに返したりすれば、ブランドのファンを増やすことにつながるでしょう。

UGC生成を促す工夫

UGC(User Generated Contents)とは「ユーザーによって作られたコンテンツ」のことです。口コミやレビュー、SNSの投稿などがUGCに当たります。企業が発信する広告よりも、消費者が発信するUGCの方がユーザーに親近感や信頼感を与えやすいのがメリットです。

 

また、あるユーザーが商品に対する投稿を行った結果、そのフォロワーにも商品が認知される可能性もあります。アカウントや商品の認知を高めたい場合は、UGC生成を促すのがおすすめです。

 

UGCの生成を促す方法としては、投稿のリポスト(気に入った投稿をシェアする機能)や、独自のハッシュタグを活用したキャンペーンの実施などが考えられます。

 

以下の記事では、UGCの基礎知識から活用のポイントまで詳しく解説しています。

 

※関連記事:UGCとは? ECサイトのマーケティングに取り入れたい理由と活用方法を解説

Instagram広告を配信する

Instagramには、フィードやストーリーズなどに広告を掲載できる「Instagram広告」機能が用意されています。フォロワー以外のユーザーにも広告を配信できるので、アカウントを知らないターゲット層にも効率的にアプローチすることが可能です。

 

ターゲットの設定や分析といった機能が搭載されている点も、Instagram広告のメリットです。

 

以下の記事では、Instagram広告の費用や種類、効果を高めるポイントなどを詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

※関連記事:インスタグラム広告の費用は? 広告の種類や効果を高めるポイントなどを徹底解説

インフルエンサーを活用する

インフルエンサーに情報発信を依頼する「インフルエンサーマーケティング」も効果的です。Instagram上で影響力を持つインフルエンサーアカウントに商品を紹介してもらうことで、より多くのユーザーにリーチすることができ、二次拡散も見込めます。

 

消費者目線で商品をPRしてもらうことで、企業が自ら商品をアピールするよりもユーザーの信頼感につながりやすいと言えます。

 

インフルエンサー階層図

 

ただし、インフルエンサーマーケティングを行う際は、必ずPR案件であることを明記しましょう。広告であることを隠したまま投稿を行うと、「ステルスマーケティング(ステマ)」と認識され、いわゆる「炎上」につながる可能性があります。

ライブコマースを行う

Instagramのライブ配信機能を活用し、ライブコマースを行うのもおすすめです。

 

ライブコマースとは、動画をライブ配信しながら、リアルタイムで商品を紹介するマーケティング手法のこと。

 

視聴者とコミュニケーションを取りながら商品を紹介することができ、実店舗での接客や実演販売のように効果的に商品の魅力を伝えることができるでしょう。

 

以下の記事ではライブコマースの基本から実践のポイントまで詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

 

※関連記事:注目を集める「ライブコマース」とは? 新しいECの形と配信のポイント

Instagram活用の注意点

Instagram活用は、必ず成果につながるわけではありません。とくにやりがちな失敗としては、以下が挙げられます。

手当たり次第にフォローする

Instagramで集客を行う際に失敗しがちなのが、フォロワーを増やそうと手当たり次第にフォローしてしまうことです。

 

仮にフォロワーが増えたとしても、サイトや実店舗への集客につながらない可能性が高いです。短期間でフォローやいいねといったアクションを行った結果、アカウントが削除される恐れもあります。

 

とくに、企業アカウントが一般ユーザーをたくさんフォローしているのは、違和感を覚えるユーザーもいるでしょう。むやみに多くのユーザーをフォローするのは、控えることをおすすめします。

ユーザーが求める情報がない

投稿内容にも注意が必要です。宣伝しか行っていないアカウントはユーザーに嫌われやすく、投稿が見られなくなってしまいます。

 

ユーザーが求めている情報か、共感してもらえるかをよく検討し、投稿を行いましょう。

Instagramを上手に活用しよう

写真や動画で視覚的に情報を発信できるInstagramは、TwitterやFacebookといったSNSよりも集客に適しています。無料でアカウントを取得でき、方法によっては低コストで売上アップにつなげることもできるでしょう。

 

ただし、Instagramを上手に活用するためには、いくつかコツを踏まえておくことも大切です。

 

メルカートでは、Instagram連携ツール「visumo」を活用して、ユーザーの投稿をサイトで表示することが可能です。Instagram集客を考えている方は、ぜひご活用ください。

 

メルカート×visumoで出来ること

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“ビジュアル”活用の考え方と活用事例

ビジュアル活用を様々な視点から取り上げた事例を解説します。

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この記事の監修者

株式会社エートゥジェイマーケティング責任者座間 保

2007年に㈱エートゥジェイの創業に参画し2009年に独立。マス媒体以外のトリプルメディアを活用した一貫性のあるWeb戦略立案・戦術プランニング・実行・分析・改善に携わる。結果を重視した戦略的なECサイトやオウンドメディア構築を行う。WebメディアやWeb関連事業の起業を3度経験した、シリアルアントレプレナー。2017年に㈱エートゥジェイに出戻り、マーケティング部門を統括している。

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