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Instagram(インスタグラム)を集客に活用しよう! メリットや基本的なコツを解説
世界中で人気のSNS「Instagram(インスタグラム)」を、集客に活用する企業やECサイトが年々増えています。しかし、Instagramで投稿しても集客につながらない、これから運用を始めたいがどう使えば良いのかわからない、と悩んでいる担当者の方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、Instagramを使った集客のメリットやコツ、失敗しがちな注意点などをご紹介します。集客に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
【目次】
Instagramを集客に活用するメリット
さまざまな方法がある中で、Instagramを集客に活用するメリットにはどのような点があるのでしょうか。抑えておきたいInstagramの魅力をご紹介します。
アクティブユーザー数の増加
出典:総務省WEBサイト https://www.soumu.go.jp/main_content/000765135.pdf
Instagramの国内の月間アクティブユーザー数は、2019年時点で3,300万人となっていて、年々利用者数は増加しています。若い女性ユーザーが多いイメージのInstagramですが、すべての年齢層で一貫して利用者は増加していて、令和2年度(2020年度)に行った総務省の調査ではLINEに次ぐ利用率でした。※1
また、ユーザーの行動様式が変化している点も見逃せません。従来はGoogleなどの検索エンジンで情報を調べるのが主流でしたが、InstagramなどのSNSで情報収集をするユーザーが増えてきています。
集客ツールとしてInstagramを活用することで、より多くの顧客を獲得できる可能性が高いです。
※1 出典:総務省「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」
https://www.soumu.go.jp/main_content/000765135.pdf
視覚的に訴求できる
TwitterやFacebookは文字、YouTubeやTikTokは動画など、SNSはプラットフォームによってメインとなる投稿内容が決まっています。Instagramは、写真や動画といった視覚的な投稿がメインです。
商品を実際に使っている場面やコーディネート例などを投稿すれば、ユーザーにダイレクトに商品の魅力を訴求できます。
便利な機能の実装
Instagramには、投稿からECサイトやネットショップに移動できる「ショッピング機能」や、プロフィールに住所やメールアドレスを記載できる「連絡オプション」など、集客に便利な機能が多く実装されています。
広告を出稿して、より多くのユーザーに投稿を見てもらうことも可能です。さまざまな機能を活用できる点も、Instagramを集客に活用するメリットといえるでしょう。
「ショッピング機能」の設定に関する記事はこちら
Instagram集客のコツ
Instagramのアカウントを作り、ただ投稿を行うだけでは思うような効果を得られません。集客を目指すためには、コツを踏まえてアカウントを運用することが大切です。
運用目的を定めておく
どれだけ投稿が優れていても、それをユーザーが見てくれなければ集客にはつながりません。最初に、どのようなユーザー層にリーチしたいかを明確にしておきましょう。ターゲットを設定しておけば、「どんな人に情報を発信するのか」「どういった投稿が効果的か」を判断しやすくなります。
また、運用の目的を定めておくことも重要です。商品の認知度を高めたい、ECサイトへのアクセス数を増やしたい、実店舗に集客したいなど、目的によってアカウントの運用方法や作り方は異なります。ゴールを定めておくことで、より効果的な施策を行いやすくなるでしょう。
ビジネスアカウントを利用する
Instagramには、個人アカウントとは別にビジネスアカウントと呼ばれるものがあります。企業として運用する際は、ビジネスアカウントを設定しておくのがおすすめです。
ビジネスアカウントに切り替えることで、ビジネス情報の記載や広告出稿、データ分析(インサイト機能)などを使えるようになります。
また、Amazonのアカウントが使えるサイトという点は、ユーザーの安心感につながるはずです。知名度が低いECサイトの場合は、クレジットカード情報の入力を躊躇する人も多いかもしれません。
アカウントがあればクレジットカード情報を入力しなくても済むAmazon Payは、購入までの障壁をなくしやすい点もメリットといえます。
また、プロフィールはユーザーの印象を左右する重要な要素です。プロフィールを充実させることも、集客を目指すうえでは欠かせません。プロフィール欄のポイントとしては、以下が挙げられます。
・企業ロゴやブランドロゴなど、わかりやすい写真を設定する
・覚えやすいユーザーネームにする
・簡潔で見やすい自己紹介文を記載する
・ストーリーズやハイライト機能を活用する
実店舗の場合は営業時間や住所、ネットショップの場合は自社ECサイトへのリンクなども記載しておくのがおすすめです。
ビジネスアカウント切り替え方法はこちらの記事を参考にしてください。
ハッシュタグを活用する
Instagramのユーザーは、ハッシュタグ(#)検索をよく使用しています。投稿には、必ずハッシュタグを付けておきましょう。例えば、化粧水の投稿をする場合は「#化粧水 #○○(ブランド名)」といった形で記載します。
ただし、ハッシュタグが多すぎても読みにくさが増すため、最大5個程度を目安に設定するのがおすすめです。
また、投稿数が多いハッシュタグを設定しても、他の投稿に埋もれてしまう可能性があります。商品に関連していて、投稿数があまり多くないハッシュタグを設定するのがポイントです。
ある程度の認知度がある場合は、独自のハッシュタグを設定するのも良いでしょう。ユーザーが同じハッシュタグで投稿してくれれば、認知拡大につなげることができます。
投稿内容を統一する
投稿する写真の雰囲気やテーマに統一感を持たせることも大切です。投稿に統一感があれば、ユーザーの興味を引くアカウントを作りやすくなります。
逆に、投稿内容が途中で大きく変わっていると、一部の投稿だけ悪目立ちしてしまい、ユーザーに違和感を与えかねません。
公式アカウントで商品紹介やユーザーとの交流を行う、スタッフアカウントでお役立ち情報を発信するなど、複数のアカウントを目的ごとに使い分けるのもおすすめです。複数アカウントを運用する手間はかかるものの、認知拡大を狙いやすくなります。
また、1日にたくさんの投稿を行うのも避けましょう。連続投稿でタイムラインを埋めてしまうと、フォローを外すユーザーが増えてしまうためです。
定期的な投稿は大切ですが、連続で投稿を行うのではなく、「ユーザーがどんな投稿を求めているか」を考えて、質の高い投稿を目指してみてください。
ユーザーとのコミュニケーションを密に取る
Instagramでは、「いいね」やコメント機能を活用して、ユーザーとコミュニケーションを取ることができます。自社オリジナルのハッシュタグを付けた投稿に「いいね」で反応したり、コメントをこまめに返したりすれば、ブランドのファンを増やすことにつながるでしょう。
UGC生成を促す
UGC(User Generated Contents)とは「ユーザーによって作られたコンテンツ」のことです。口コミやレビュー、SNSの投稿などがUGCに当たります。企業が発信する広告よりも、消費者が発信するUGCの方がユーザーに親近感や信頼感を与えやすいのがメリットです。
また、あるユーザーが商品に対する投稿を行った結果、そのフォロワーにも商品が認知される可能性もあります。アカウントや商品の認知を高めたい場合は、UGC生成を促すのがおすすめです。
UGCの生成を促す方法としては、投稿のリポスト(気に入った投稿をシェアする機能)や、「ハッシュタグを付けて投稿してくれた方に○○プレゼント」といったキャンペーンの実施などが考えられます。
Instagram広告を配信する
Instagramには、フィードやストーリーズなどに広告を掲載できる「Instagram広告」機能も用意されています。フォロワー以外のユーザーにも広告を配信できるので、アカウントを知らないターゲットにも効率的にアプローチすることが可能です。
多少のコストはかかるものの、ターゲットの設定や分析といった機能も搭載されている点も、広告出稿のメリットです。
ただし、同じ広告を使いまわすと、スパムと判定される恐れがあるので注意しましょう。
インスタグラム広告の広告に関する詳しい記事はこちらをご参考ください
インフルエンサーに発信してもらう
インフルエンサーに情報発信を依頼する「インフルエンサーマーケティング」も効果的です。インスタグラマーと呼ばれる知名度のあるアカウントに投稿してもらうことで、商品の認知度や信頼感を高められます。
ただし、インフルエンサーマーケティングを行う際は、必ずPR案件であることを明記しておきましょう。広告であることを隠したまま投稿を行うと、「ステルスマーケティング(ステマ)」と認識され、いわゆる「炎上」につながる可能性があります。
Instagram集客の注意点
Instagramを活用した集客は、必ず成功するわけではありません。特にやりがちな注意点としては、以下が挙げられます。
適当にフォローを増やす
Instagramで集客を行う際に失敗しがちなのが、フォロワーを増やそうと手当たり次第にフォローしてしまうことです。
仮にフォロワーが増えたとしても、サイトや実店舗への集客につながらない可能性が高いです。短期間でフォローやいいねといったアクションを行った結果、アカウントが削除される恐れもあります。
特に、企業アカウントが一般ユーザーをたくさんフォローしているのは、違和感を覚えるユーザーもいるでしょう。むやみに多くのユーザーをフォローするのは、控えることをおすすめします。
ユーザーに必要な情報がない
投稿内容にも注意が必要です。宣伝しか行っていないアカウントはユーザーに嫌われやすく、投稿が見られなくなってしまいます。
ユーザーが求めている情報か、共感してもらえるかを踏まえて、投稿を行いましょう。
集客にはInstagramを上手に活用しよう
写真や動画で視覚的に情報を発信できるInstagramは、TwitterやFacebookといったSNSよりも集客に適しています。無料でアカウントを取得でき、方法によっては低コストで売上アップにつなげることもできるでしょう。
ただし、Instagramを上手に活用するためには、いくつかコツを踏まえておくことも大切です。
メルカートでは、Instagram連携ツール「visumo」を活用して、ユーザーの投稿をサイトで表示することが可能です。Instagram集客を考えている方は、ぜひご活用ください。
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この記事の監修者
株式会社エートゥジェイマーケティング責任者座間 保
2007年に㈱エートゥジェイの創業に参画し2009年に独立。マス媒体以外のトリプルメディアを活用した一貫性のあるWeb戦略立案・戦術プランニング・実行・分析・改善に携わる。結果を重視した戦略的なECサイトやオウンドメディア構築を行う。WebメディアやWeb関連事業の起業を3度経験した、シリアルアントレプレナー。2017年に㈱エートゥジェイに出戻り、マーケティング部門を統括している。
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