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Instagramショップとは?商品タグの始め方とECでの活用方法
Instagramショップとは、投稿やプロフィールから商品を見せて、自社のECサイトへ案内できるショッピング機能です。投稿に商品タグを付けると、タップした人に商品名と価格を見せ、そのまま商品ページへ誘導できます。
はじめに
Instagram(インスタグラム)は、写真や動画で商品の魅力を伝えやすく、多くの企業がECの集客に使っているSNSです。
中でもECサイトと相性がよいのが、投稿から商品ページへ案内できる「Instagramショップ(ショッピング機能)」です。この記事では、仕組みとメリット、始めるまでの6ステップ、販売できない商品、活用のコツを解説します。
Instagramショップとは
Instagramは通常の投稿にリンクを貼れないため、気になる商品を見つけても、ECサイトを探し直す手間がかかるという弱点がありました。
これを補うのがショッピング機能です。2018年に始まり、投稿した写真や動画に商品タグを付けると、タップした人に商品名と価格を見せ、そのままECサイトの商品ページへ案内できるようになりました。
あわせて、商品の一覧をプロフィールから見られる「ショップ」も作れます。商品の情報は、Metaのコマースマネージャで作るカタログで管理します。なお、ホーム画面の下にあった「ショップ」タブは2023年2月に外れ、今は投稿・リール・ストーリーズや広告から商品を見せる形が中心です。
日本では、Instagramの中で決済まで完了する機能は使えません。商品タグから自社のECサイトへ移動し、そこで購入してもらう流れになります。
Instagramショップを活用するメリット
では、Instagramショップを活用することで、具体的にどのようなメリットが得られるのでしょうか。
導線を増やせる
フィードの投稿、リール、ストーリーズ、プロフィールのショップなど、Instagramの中のいろいろな場所から商品ページへの入口を作れます。入口が増えるほど、商品が目に留まる機会も増えます。
購買意欲の高いままショップに遷移させられる
商品タグがないと、気になった商品を買うには、アプリを閉じて検索するか、プロフィールのURLからECサイトに移動して商品を探し直す必要があります。手間が多いほど、途中で購入をあきらめる人も増えます。
商品タグを使えば、投稿を見て「欲しい」と思ったその場で、商品ページへ案内できます。購入意欲が高いうちにECサイトへ移動してもらえるのが、いちばんのメリットです。
Instagramショップを始める6つのステップ
Instagramショップを始める流れは、次の6ステップです。画面の名前や操作の順番はアプリの更新で変わることがあるので、細かな操作はMetaのヘルプで最新の情報を確かめてください(2026年10月時点)。
| ステップ | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 1. プロアカウントに切り替える | 個人のアカウントを、ビジネスまたはクリエイターのアカウントに切り替える | 切り替えはアプリの設定から行う |
| 2. 利用条件を確かめる | 対象の国・地域か、販売できる商品か、自社のECサイトで販売しているかを確かめる | Metaのコマースポリシーと販売者契約に沿っている必要がある |
| 3. カタログを作る | Metaのコマースマネージャでカタログを作り、商品を登録する | 商品が多いときは、データフィードやECプラットフォームとの連携で一括登録する |
| 4. ドメインを認証する | 商品を販売しているECサイトのドメインを、Metaで認証する | 商品タグの移動先になるサイトと同じドメインにする |
| 5. 審査を申請する | Instagramの設定から、ショッピング機能の審査を申請する | 審査には数日かかることがある。通らなかった場合は理由を確かめて再申請できる |
| 6. 商品タグを付けて投稿する | 投稿・リール・ストーリーズの作成時に、カタログから商品を選んでタグ付けする | 商品名と価格が表示され、タップすると商品ページへ移動する |
Instagramショップで販売できない商品
Instagramショップでは扱えない商品もあります。たとえば、サービスやデジタルコンテンツなどの形のない商品、サブスクリプション、アルコール、タバコ、サプリメント、成人向けの製品、医療・ヘルスケア製品などです。
具体的な利用条件や、禁止・制限されている商品は、Instagramの「コマースの利用資格要件」とMetaの「コマースポリシー」で確かめてください。
商品タグの付け方と注意点
審査が通ると、投稿の作成画面で商品をタグ付けできるようになります。写真や動画の中の商品の位置にタグを置き、カタログから該当する商品を選んで投稿します。
タグを付けた商品の価格や在庫は、カタログの情報が表示されます。ECサイトで価格や在庫を変えたら、カタログにも反映されているかを確かめましょう。カタログをECサイトと自動で連携させておくと、更新の手間とずれを減らせます。
Instagramショップの上手な活用方法
Instagramの分析ツール「インサイト」では、商品タグを付けた投稿の表示回数や、商品ページへのクリック数を確かめられます。どの投稿から商品が見られているかを見て、反応のよい見せ方を増やしましょう。
商品タグは、フィードの投稿だけでなくリールやストーリーズにも付けられます。新商品や季節の商品は動きのあるリールで使い方を見せ、再入荷やセールの告知はストーリーズで知らせる、というように投稿の種類を使い分けると効果的です。
Instagramの運用全体は「Instagramを活用して集客・売上アップを目指そう!」、Facebookとの連携は「InstagramとFacebookの連携方法は?」、広告で商品を届ける方法は「Meta広告とは?」と「インスタグラム広告の費用は?」、アパレルECでのSNSの使い方は「アパレルECはSNSの活用が大切!」で解説しています。
まとめ:商品タグでInstagramから商品ページへ案内する
Instagramは、写真や動画で商品の魅力を伝えやすいSNSです。ショッピング機能を使えば、投稿を見て興味を持った人を、そのまま自社のECサイトの商品ページへ案内できます。
プロアカウントへの切り替え、カタログの作成、ドメインの認証、審査を済ませれば、投稿・リール・ストーリーズに商品タグを付けられます。
商品数が多いECでは、カタログの登録と更新を手作業で続けるのは大変です。使っているECプラットフォームがMetaのカタログとの連携やデータフィードの書き出しに対応しているかを、あわせて確かめておきましょう。メルカートでは、Googleのショッピング広告向けの商品フィードを自動で作る「Google広告用カタログ自動生成」を用意しています。
よくある質問
Instagramショップを設定するのに費用はかかりますか?
Instagramショップ自体の設定・利用は無料です。ただし、より多くのユーザーに商品を届けるためにショッピング広告を出稿する場合は、広告費用が発生します。まずは無料の投稿タグ機能から始めて、効果を見ながら広告活用を検討するのがおすすめです。
Instagramショップで販売できない商品はありますか?
サービス・デジタルコンテンツ・サブスクリプション・アルコール・タバコ・サプリメント・医療製品・成人向け製品などは販売できません。詳細はInstagramのコマース利用要件およびMetaのポリシーページで最新情報を確認してください。
商品数が多い場合、カタログ登録を効率化する方法はありますか?
データフィード(スプレッドシートやCSVファイル)やピクセルを使うと、複数商品を一括登録・自動更新できます。また、InstagramショッピングとのAPI連携に対応したECプラットフォームを利用すると、商品情報の同期が自動化され、管理の手間をさらに削減できます。
NEXT STEP
管理画面で、この施策がどう動くか見られます
実際の管理画面を操作した動画と、施策ごとの進め方をまとめた資料をご用意しています。設定の手間と、運用に必要な体制のイメージがつきます。