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COLUMN

Instagramショップとは?商品タグの始め方とECでの活用方法

Instagramショップとは、投稿やプロフィールから商品を見せて、自社のECサイトへ案内できるショッピング機能です。投稿に商品タグを付けると、タップした人に商品名と価格を見せ、そのまま商品ページへ誘導できます。

公開: 2022-07-05最終更新: 2026-10-19監修: 渡邉 章公SNS業務広告

はじめに

Instagram(インスタグラム)は、写真や動画で商品の魅力を伝えやすく、多くの企業がECの集客に使っているSNSです。

中でもECサイトと相性がよいのが、投稿から商品ページへ案内できる「Instagramショップ(ショッピング機能)」です。この記事では、仕組みとメリット、始めるまでの6ステップ、販売できない商品、活用のコツを解説します。

Instagramショップとは

Instagramは通常の投稿にリンクを貼れないため、気になる商品を見つけても、ECサイトを探し直す手間がかかるという弱点がありました。

これを補うのがショッピング機能です。2018年に始まり、投稿した写真や動画に商品タグを付けると、タップした人に商品名と価格を見せ、そのままECサイトの商品ページへ案内できるようになりました。

あわせて、商品の一覧をプロフィールから見られる「ショップ」も作れます。商品の情報は、Metaのコマースマネージャで作るカタログで管理します。なお、ホーム画面の下にあった「ショップ」タブは2023年2月に外れ、今は投稿・リール・ストーリーズや広告から商品を見せる形が中心です。

日本では、Instagramの中で決済まで完了する機能は使えません。商品タグから自社のECサイトへ移動し、そこで購入してもらう流れになります。

Instagramショップを活用するメリット

では、Instagramショップを活用することで、具体的にどのようなメリットが得られるのでしょうか。

導線を増やせる

フィードの投稿、リール、ストーリーズ、プロフィールのショップなど、Instagramの中のいろいろな場所から商品ページへの入口を作れます。入口が増えるほど、商品が目に留まる機会も増えます。

購買意欲の高いままショップに遷移させられる

商品タグがないと、気になった商品を買うには、アプリを閉じて検索するか、プロフィールのURLからECサイトに移動して商品を探し直す必要があります。手間が多いほど、途中で購入をあきらめる人も増えます。

商品タグを使えば、投稿を見て「欲しい」と思ったその場で、商品ページへ案内できます。購入意欲が高いうちにECサイトへ移動してもらえるのが、いちばんのメリットです。

Instagramショップを始める6つのステップ

Instagramショップを始める流れは、次の6ステップです。画面の名前や操作の順番はアプリの更新で変わることがあるので、細かな操作はMetaのヘルプで最新の情報を確かめてください(2026年10月時点)。

ステップやることポイント
1. プロアカウントに切り替える個人のアカウントを、ビジネスまたはクリエイターのアカウントに切り替える切り替えはアプリの設定から行う
2. 利用条件を確かめる対象の国・地域か、販売できる商品か、自社のECサイトで販売しているかを確かめるMetaのコマースポリシーと販売者契約に沿っている必要がある
3. カタログを作るMetaのコマースマネージャでカタログを作り、商品を登録する商品が多いときは、データフィードやECプラットフォームとの連携で一括登録する
4. ドメインを認証する商品を販売しているECサイトのドメインを、Metaで認証する商品タグの移動先になるサイトと同じドメインにする
5. 審査を申請するInstagramの設定から、ショッピング機能の審査を申請する審査には数日かかることがある。通らなかった場合は理由を確かめて再申請できる
6. 商品タグを付けて投稿する投稿・リール・ストーリーズの作成時に、カタログから商品を選んでタグ付けする商品名と価格が表示され、タップすると商品ページへ移動する

Instagramショップで販売できない商品

Instagramショップでは扱えない商品もあります。たとえば、サービスやデジタルコンテンツなどの形のない商品、サブスクリプション、アルコール、タバコ、サプリメント、成人向けの製品、医療・ヘルスケア製品などです。

具体的な利用条件や、禁止・制限されている商品は、Instagramの「コマースの利用資格要件」とMetaの「コマースポリシー」で確かめてください。

商品タグの付け方と注意点

審査が通ると、投稿の作成画面で商品をタグ付けできるようになります。写真や動画の中の商品の位置にタグを置き、カタログから該当する商品を選んで投稿します。

タグを付けた商品の価格や在庫は、カタログの情報が表示されます。ECサイトで価格や在庫を変えたら、カタログにも反映されているかを確かめましょう。カタログをECサイトと自動で連携させておくと、更新の手間とずれを減らせます。

Instagramショップの上手な活用方法

Instagramの分析ツール「インサイト」では、商品タグを付けた投稿の表示回数や、商品ページへのクリック数を確かめられます。どの投稿から商品が見られているかを見て、反応のよい見せ方を増やしましょう。

商品タグは、フィードの投稿だけでなくリールやストーリーズにも付けられます。新商品や季節の商品は動きのあるリールで使い方を見せ、再入荷やセールの告知はストーリーズで知らせる、というように投稿の種類を使い分けると効果的です。

Instagramの運用全体は「Instagramを活用して集客・売上アップを目指そう!」、Facebookとの連携は「InstagramとFacebookの連携方法は?」、広告で商品を届ける方法は「Meta広告とは?」と「インスタグラム広告の費用は?」、アパレルECでのSNSの使い方は「アパレルECはSNSの活用が大切!」で解説しています。

まとめ:商品タグでInstagramから商品ページへ案内する

Instagramは、写真や動画で商品の魅力を伝えやすいSNSです。ショッピング機能を使えば、投稿を見て興味を持った人を、そのまま自社のECサイトの商品ページへ案内できます。

プロアカウントへの切り替え、カタログの作成、ドメインの認証、審査を済ませれば、投稿・リール・ストーリーズに商品タグを付けられます。

商品数が多いECでは、カタログの登録と更新を手作業で続けるのは大変です。使っているECプラットフォームがMetaのカタログとの連携やデータフィードの書き出しに対応しているかを、あわせて確かめておきましょう。メルカートでは、Googleのショッピング広告向けの商品フィードを自動で作る「Google広告用カタログ自動生成」を用意しています。

よくある質問

Instagramショップを設定するのに費用はかかりますか?

Instagramショップ自体の設定・利用は無料です。ただし、より多くのユーザーに商品を届けるためにショッピング広告を出稿する場合は、広告費用が発生します。まずは無料の投稿タグ機能から始めて、効果を見ながら広告活用を検討するのがおすすめです。

Instagramショップで販売できない商品はありますか?

サービス・デジタルコンテンツ・サブスクリプション・アルコール・タバコ・サプリメント・医療製品・成人向け製品などは販売できません。詳細はInstagramのコマース利用要件およびMetaのポリシーページで最新情報を確認してください。

商品数が多い場合、カタログ登録を効率化する方法はありますか?

データフィード(スプレッドシートやCSVファイル)やピクセルを使うと、複数商品を一括登録・自動更新できます。また、InstagramショッピングとのAPI連携に対応したECプラットフォームを利用すると、商品情報の同期が自動化され、管理の手間をさらに削減できます。

NEXT STEP

管理画面で、この施策がどう動くか見られます

実際の管理画面を操作した動画と、施策ごとの進め方をまとめた資料をご用意しています。設定の手間と、運用に必要な体制のイメージがつきます。