ECサイトの集客に役立つ7つのWeb広告を解説!運用のポイントや成功事例も紹介!

ECサイトで売上を伸ばしていくための重要な要素のひとつに「集客」があります。

 

そして、ECサイトの集客力を高める方法のひとつがWeb広告(インターネット広告)です。

 

しかし、
「ECサイト運営にWeb広告は必要?」
「ECの集客・売上アップに役立つ広告の種類は?」
「広告運用のポイントはある?」

といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

この記事では、ECサイトにおけるWeb広告の重要性や主な広告の種類、運用のポイントについてわかりやすく解説します。

 

ECサイトの広告運用にお悩みの方におすすめのサービスや成功事例も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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ECサイトにおけるWeb広告の重要性

まずは、ECサイトにおけるWeb広告の重要性について確認しておきましょう。

 

ECサイトの売上は、「売上=集客数×購入率×客単価」で表すことができ、Web広告は主に集客数に関わる施策です。

 

Web広告の主なメリットとして集客効果の即効性を挙げることができ、出稿することで顕在顧客に確実にアプローチすることが可能です。広告の種類や出稿先の媒体、配信設定などにより、広告を配信するユーザー層を細やかにターゲティングできる点もメリットと言えるでしょう。

 

一方、当然ながら広告出稿にはコストが発生し、配信を止めれば広告経由の流入が途絶えてしまう点は留意する必要があります。

 

また、Web広告の出稿と同様、ECサイトの代表的な集客方法として知られるのがSEO(検索エンジン最適化)です。SEOはGoogleやYahoo!などの検索エンジンにおける検索結果の上位表示を目指す手法であり、内製で行うことで基本的にはコストを掛けずに実施可能です。検索結果の上位に表示されている限り持続的な集客効果が見込める一方、効果が表れるまでに早くても数か月を要することがほとんどです。

 

そのため、即効性の高いWeb広告運用と中長期的な施策であるSEOを並行して実施し、ECサイトの集客および売上アップを目指す戦略が一般的です。

 

ECサイトの集客アップに役立つWeb広告

一口にWeb広告と言っても、じつはさまざまな種類が存在します。

 

ここでは、ECサイトを運営するうえで知っておきたいWeb広告として、以下の7種類をご紹介します。

 
  • リスティング広告(検索連動型広告)
  • リターゲティング広告(リマーケティング広告)
  • アフィリエイト広告
  • Googleショッピング広告
  • SNS広告
  • 記事広告(タイアップ広告)
  • メルマガ広告

各Web広告の特徴について詳しく確認していきましょう。

リスティング広告(検索連動型広告)

リスティング広告の例

 

リスティング広告は、現在のWeb広告の中で主流となっている広告形態です。ユーザーが検索エンジンに入力したキーワードに関連する広告を表示することができるため、検索連動型広告とも呼ばれます。

 

リスティング広告のメリットは、何と言っても興味関心度の高いユーザーに対してアプローチ可能な点です。ユーザーが特定のキーワードで検索をかけている時点で、その事柄に対して強い関心があることを意味します。

 

自社の商品を認知している、あるいは関心を持っている「顕在層」のアクセスを効率的に集めることができるのがリスティング広告の魅力です。

 

一方、ユーザーが自社商品に関連するキーワードで検索しない限り広告は表示されないため、自社商品を知らない「潜在層」へのアプローチには不向きな点がデメリットといえるでしょう。

 

課金種別はクリック課金型で、広告のリンクがクリックされた回数に応じて費用が発生します。

リターゲティング広告(リマーケティング広告)

リターゲティング広告の例

 

リターゲティング広告はディスプレイ広告の中の一形態です。ディスプレイ広告とは、Webサイト上の広告枠に自社商品の広告を掲載する形態ですが、リターゲティング広告は自社のECサイトに一度訪れたことのあるユーザーに対してのみ広告を掲載することができます。

 

リマーケティング広告と呼ばれることもありますが、Google広告(旧Google AdWords)が提供するのが「リマーケティング」で、Yahoo!広告(Yahoo!プロモーション広告)が提供するのが「リターゲティング」であり、名称の違いこそあれ仕組みは同様です。

 

リターゲティング広告の強みは、一度自社製品に関心を持った顕在層のユーザーに対して再度アクセスを促すことができる点であり、さらに商品を購入したことのある顧客層に対してリピート購入を促進する効果もあります。一度商品に興味を持ってくれたユーザーは、新規ユーザーよりも購入率が高くなる傾向があるため、費用対効果が高い広告手法と考えられています。

 

デメリットは、リスティング広告と同様に自社製品を知らない潜在層に対して広く認知してもらう用途には向かない点です。課金種別はクリック課金型かインプレッション保証型が多くなっています。

Googleショッピング広告

Googleショッピング広告の例

 

Googleショッピング広告は、Googleの検索結果に商品情報を表示する広告サービスのことで、検索連動型広告の一種です。

 

テキストで表示されるリスティング広告や、主にバナーで表示されるディスプレイ広告とは異なり、商品画像や価格が表示されるため購入意欲が高い顕在層に訴求しやすい広告形態と言えます。

 

また、無料で出稿できる枠が存在することも、Googleショッピング広告の魅力と言えます。Google Merchant Centerに登録して審査を通過している状態であれば、Google検索のショッピングタブの結果画面下部に無料で出稿することが可能です。有料の広告枠に比べると効果は低いものの、コストを掛けずに表示させることができるため利用しない手はないでしょう。

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告とは、掲載された広告を経由してユーザーがコンバージョン(商品購入や資料請求など)した際に広告料が発生する成果報酬型の広告を指します。

 

アフィリエイト広告を出稿する際には、一般的には広告主とアフィリエイターをつなぐサービスを行っているASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)に利用料を支払って登録します。広告が掲載される場所はさまざまで、アフィリエイターが運営するWebサイトやブログ、メルマガなどで自社商品のPRをしてもらう形をとります。

 

ASPの利用料はかかりますが、コンバージョンが発生しない限り広告料はかからないため、他のWeb広告と比較すると費用対効果が明確に表れやすいと言えます。

 

一方、広告掲載先を一つひとつチェックするのは困難で、アフィリエイターによる誇大広告などで自社のイメージを低下させるリスクがある点はデメリットといえるでしょう。

SNS広告

SNS広告は、InstagramやFacebook、X(旧Twitter)、LINEなどのSNSのタイムライン上に出稿するタイプの広告です。

 

各SNSの特性やユーザー層にあわせて広告を出稿することができ、狙ったユーザー層に対してアプローチしやすい点が特徴と言えます。また、SNS広告ならではの特徴として、ユーザーによる拡散・共有の効果を期待できる点も挙げられます。

 

たとえばFacebook広告はタイムライン(ニュースフィード)やサイドメニューに広告を掲載することができ、性別や年齢、興味関心といった属性に応じた精度の高いターゲティングが可能です。

 

Instagram広告であれば、写真や動画などのビジュアル訴求を得意とし、とくに食品や化粧品、雑貨、アパレル、ファンション関連との親和性が高いため、それらを商材とするECサイトには効果的と言えるでしょう。

記事広告(タイアップ広告)

記事広告とは、他社が運営するWebサイトで自社商品を宣伝する記事を掲載してもらう広告のことで、タイアップ広告とも呼ばれます。

 

集客力があり、自社のターゲット層と相性が良いWebサイトに掲載してもらうことで、多くのユーザーの目に触れる機会を得られます。

 

ただし、ユーザーが主体的に記事を読まなければならず、必ずしも購買意欲が高いユーザーとは限らないため、自社ECサイトへの流入やコンバージョンにつなげるハードルはやや高いと言えます。また、記事を制作するため費用が高めで掲載までに時間がかかる点にも留意が必要です。

メルマガ広告

メルマガ広告(メールマガジン広告)とは、他社が配信しているメルマガに広告を出稿し、自社ECサイトへの誘導を促すタイプの広告形態です。

 

メルマガ配信元の企業が保有するメーリングリストに配信するため、自社と接点がないユーザーに認知してもらうチャンスがある一方で、必ずしも自社商品に関心があるわけではないため、クリックしてもらうには文面やクリエイティブの工夫が必要になります。

Web広告運用のポイントと優先順位

Web広告を運用する際に重要なポイントは、ターゲットと目的を明確にすることです。

 

まずどのようなターゲットに訴求したいかを明らかにし、その顧客層に最適な広告形態を採用する必要があります。また広告の目的が商品を広く認知してもらうためなのか、コンバージョン率を上げたいかによっても最適な広告形態は変わってきます。

 

顧客を「潜在層」「顕在層」「顧客層」に分けた場合、リスティング広告は「顕在層」へのアプローチに向いており、リターゲティング広告とアフィリエイト広告は「潜在層」から「顧客層」、Facebook広告とInstagram広告はすべての顧客層にアプローチできます。

 

初めてWeb広告を出稿する場合は、商品への関心度が高い顕在層に効果的にリーチ可能なリスティング広告がおすすめです。リスティング広告は少額の予算から出稿可能で、コンバージョンにもつながりやすく、費用対効果の面でバランスが取れています。また、Googleショッピング広告であれば無料の広告枠も存在するため、手軽に始めることができるでしょう。

 

その後、潜在層にもアプローチしたい際や、顧客層をファン化していきたいといった場合には、Facebook広告やInstagram広告などのSNS広告を採用し、コンバージョン率をさらに高めたい際にはアフィリエイト広告を採用するといった形で、都度広告形態を追加していくのがおすすめの方法です。

広告運用もお任せ!集客からファン化まで実現可能な「メルカート」

ここまでは、ECサイトを運用するうえで覚えておきたいWeb広告の種類について紹介してきました。

 

Web広告を上手に活用することで効果的に集客することが可能ですが、Web広告はあくまで集客施策のひとつであり、SEOによる自然検索流入の強化やCRMによるリピーター獲得など、取り組むべき集客施策はほかにも存在します。また、ECの売上アップを図るには、集客以外にも購入率や客単価を高めていく工夫も求められます。

 

そこでご紹介したいのが、集客から分析、ファン化までを一気通貫で実現するクラウドECプラットフォーム「メルカート」です。次は、「メルカート」の特徴を見ていきましょう。

充実の機能で集客からファン化まで実現

「メルカート」は、ECサイト構築実績No.1のECパッケージ「ecbeing」のノウハウを凝縮したクラウドECプラットフォーム。

 

「ecbeing」の標準機能をクラウド上で利用することができ、集客から制作・分析、そしてファン化まで一気通貫で行えます

 

また、オプション機能の追加や弊社グループ会社が提供するマイクロサービスの活用、外部ツールとの連携により、必要な機能を拡張していくことが可能です。

 

さらに、「ecbeing」への移行も低コストかつ短期間で実現できるので、EC事業の拡大にあわせてECパッケージに移行したいと考えている企業にもおすすめです。

豊富な実績で広告運用もサポート

「メルカート」を提供する弊社エートゥジェイは、業種・業界や組織規模を問わず、さまざまな企業の広告運用支援を行ってきた実績があります。

 

経験豊富な専門家によるWeb広告運用やコンテンツ制作、SNS・CRM運用などの支援サービスも提供しているので、お客様のEC事業の成長を総合的にサポートすることが可能です。

 

そのため、社内にEC運営や広告運用のノウハウ・経験がない場合や、十分な人的リソースを割くことができないという場合でも、安心してEC事業の成長を目指すことができます。

 

広告事例

メルカートの資料請求・お問い合わせは
こちらから

メルカートで集客アップを実現した企業事例

最後に、メルカートを採用してECサイトを構築・リニューアルした企業で、広告運用支援なども活用しながら集客アップを実現した事例をご紹介します。

広告運用支援も受けつつ集客アップを実現

介護業界のデジタル課題解決を目指す株式会社DIGITAL LIFEは、「メルカート」を採用してECサイトのリニューアルを実施しました。

 

同社では2018年からECサイトを運営していたものの、コンテンツの追加・更新に多大な工数がかかることからデータの分析まで手が回らない状況でした。今後のEC展開を考えた際、ECサイトでの情報発信の強化とデータ分析、機能の拡張性が必要だと判断し、リニューアルを検討開始。

 

サービス選定では、懸案であったコンテンツマーケティングを展開できることに加え、Web広告の運用も含む網羅的なサポートを受けられる点を評価し、「メルカート」の採用を決めました。

 

リニューアル後、コンテンツの更新ペースが年間6本程度から年間45本程度までスピードアップし、流入数が大幅に増加するとともに、会員数は以前の10倍規模まで拡大。Web広告運用やUI/UX改善の支援も受けながら、EC事業のさらなる成長に取り組んでいます。

手厚いサポートで前年度比300%の売上アップを達成!

「キョクヨー」ブランドで知られる総合食品会社の株式会社極洋は、メルカートを導入して公式通販サイトをリニューアルオープンしました。

 

かねてよりブランディングを主目的としたECサイトを運営していた同社ですが、旧ECサイトはスマートフォン未対応など機能的制約が多く、サービスのサポート面でも課題を感じていました。

 

そうしたなか、EC事業の収益増加を目指す方針が決まり、ECサイトのリニューアルを構想開始。リニューアルにあたり、イニシャルコストやランニングコストをいかに抑えるかが重要なポイントとなりました。検討の結果、SaaS式のメルカートであればイニシャルコストやランニングコスト、バージョンアップコストを抑えることができ、必要な機能も十分に備わっていると判断し、導入を決定しました。

 

リニューアル後、メルマガ配信などの機能を駆使してプロモーションを実施し、前年度比で売上300%アップを達成。また同社では、広告運用についてもメルカートの支援サービスを活用するなど、EC事業のさらなる発展を目指しています。

メルカートのすべてがわかる!

メルカート概要・事例まとめ資料

メルカートの概要と各業界別の事例をまとめた資料です。

こんな人におすすめ

・メルカートでどんな事が実現できるのか知りたい
・メルカートに関する情報をまとめた資料が欲しい
・導入後どのような効果と変化が出たのか知りたい
・導入した企業の実際の声を知りたい

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まとめ

今回は、ECサイトの集客や売上アップに役立つWeb広告について解説してきました。Web広告は即効性のある集客施策であり、ECサイトの売上を効率的に伸ばしていくためにも活用すべきだと言えます。

 

クラウドECプラットフォーム「メルカート」を提供する弊社エートゥジェイは、業種・業界や組織規模を問わず、さまざまな企業の広告運用を支援してきた実績があります。

 

広告運用にお困りの方や、EC運用のトータルサポートを希望される方は、ぜひお気軽にご相談ください。


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この記事の監修者

株式会社エートゥジェイマーケティング責任者座間 保

2007年に㈱エートゥジェイの創業に参画し2009年に独立。マス媒体以外のトリプルメディアを活用した一貫性のあるWeb戦略立案・戦術プランニング・実行・分析・改善に携わる。結果を重視した戦略的なECサイトやオウンドメディア構築を行う。WebメディアやWeb関連事業の起業を3度経験した、シリアルアントレプレナー。2017年に㈱エートゥジェイに出戻り、マーケティング部門を統括している。

座間
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