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ECで成果を出すには事業計画が鍵!事業計画書の策定手順やテンプレートを紹介!

スマートフォンの普及や新型コロナウイルス感染症の流行を経て、インターネット経由での取引、いわゆるEC(Eコマース)の重要性が一層高まっています。
そうしたなか、ECサイトの新規立ち上げやリニューアルを検討している企業も少なくないことでしょう。そして、EC事業の立ち上げや刷新にあたり、重要になるのが事業計画です。
今回は、ECにおける事業計画の重要性や策定手順についてわかりやすく解説します。
今すぐ使えるテンプレートも紹介しているので、EC担当者の方はぜひチェックしてみてください。
【目次】
・ まとめ
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テンプレ付き!EC事業計画書の作り方
EC事業計画書の作り方とEC導入・刷新向けの稟議テンプレート集をまとめた資料です。
こんな人におすすめ
・上司決裁が通りやすいEC向け稟議テンプレが欲しい
・EC導入の収益計画シュミレーションを手軽にしてみたい
・EC構築にはどんな情報を用意すればよいのか知りたい

ECにおける事業計画とは?
企業活動においては、新たに事業を始める際には事業計画(ビジネスプラン)を策定し、事業計画書として書類にまとめることが一般的です。作成した事業計画書は、金融機関等からの資金調達時や補助金・助成金の申請時、社内外のステークホルダーへの説明資料としても利用されます。
EC事業を始める場合も同様であり、自社ECサイトの構築やECモール出店に先駆けて事業計画書を作成します。EC事業計画書の主な記載項目としては、EC事業を展開する目的や事業内容、収支計画や販売戦略、運用体制やスケジュールなどを挙げることができます。
EC事業計画書は、EC事業における目標を達成するための指針であり、EC事業計画書なくして持続的な成長は見込めません。反対に、綿密にEC事業計画を策定しておくことで、やるべきことや追うべき指標が明確化され、目標達成に向けて効率的に取り組むことができるでしょう。
EC事業計画の策定手順
一般的に、EC事業を立ち上げる際やリニューアルする際には、以下のような手順でEC事業計画を策定します。
EC事業計画の策定手順
- 現状分析
- 目標設定
- 戦略立案
- 事業計画書の策定
- 計画実行および評価・改善
では、EC事業計画を策定する際のステップを確認していきましょう。
現状分析
まずは現状分析を行い、自社の強みや課題、ターゲットとなる顧客、そして市場における自社の立ち位置を明確化する必要があります。現状を正確に把握することにより、EC事業に取り組むうえでの適切な目標や戦略を立てることが可能になります。
具体的には、ターゲットとなるペルソナを設定してカスタマージャーニーマップを作成したり、競合分析・自社分析を行って市場におけるポジショニングを整理したり、3C分析などにより自社の状況を可視化していきましょう。
目標設定
次に、EC事業における目標を定めましょう。目標を設定することで、目標達成に向けた戦略や取り組むべき課題を明確にすることができます。
ここで重要なポイントが、定量的かつ具体性がある目標を立てることです。「SMARTの法則」などのフレームワークを利用して、明確な目標を設定しましょう。
SMARTの法則を構成する要素
- Specific:具体的
- Measurable:計測可能
- Achievable:実現可能
- Relevant:関連性
- Time-bound:期限
また、中長期的な目標だけでなく、短期的な目標を設定することも大切です。取り組みの成果や進捗を客観的に評価するためにも、KPI(Key Performance Indicators)を設定しましょう。
戦略立案
現状分析の結果と設定した目標を踏まえ、EC事業の戦略を立案していきます。
自社ECサイトを構築するのか、あるいはECモールを利用するのか、どのようにユーザーを集客し、ファンになってもらうのかといったマーケティング・ブランディング施策、予算や社内体制はどうするのかなど、目標達成に向けた戦略を具体化していきます。
また、自社ECサイトを構築する場合には、ECサイトの構築方法についても検討する必要があります。戦略を実行するために必要な機能や要件を洗い出し、自社の予算・社内リソースも考慮したうえで制作会社・ベンダーを比較検討しましょう。
※関連記事: ECサイトは戦略が重要!売上を伸ばすための基本戦略や成功事例を解説!
事業計画書の作成
現状分析や目標、戦略を整理し、事業計画書を作成していきます。
事業計画書を作成する際に重要なポイントが、誰にでも理解できるような内容に仕上げることです。事業計画書は社内稟議で決裁を得るために必要なだけでなく、協力会社や金融機関に事業内容を理解してもらうためにも用いられるためです。
なぜEC事業を立ち上げる必要があるのか、どのような戦略で運用し、どのような成果が得られるのか、どういったスケジュールで進めるのかといった情報をまとめ、社内外の関係者が納得できるEC事業計画書を作成しましょう。
計画実行および評価・改善
事業計画書が完成し、社内での決裁が下りたら、EC事業計画を実行します。
ただし、EC市場や企業を取り巻く状況は目まぐるしく変化するため、当初の計画通りに行かないケースは珍しくありません。スケジュール通りにプロジェクトは進行しているか、設定したKPIは達成できているかなど、事業計画書に基づいて進捗や成果を評価しましょう。
進捗状況や施策の効果に問題がある場合には、その要因を分析したうえで改善に取り組む必要があります。PDCAを回しながら継続的に戦略の最適化を図り、目標達成に向けて取り組んでいきましょう。
EC事業計画書の作成に役立つテンプレート
EC事業で成功を収めるために必要不可欠ともいえるEC事業計画ですが、調査・分析や戦略立案、資料作成に多くの時間や手間がかかり、頭を抱えてしまう担当者は少なくありません。
クラウドECプラットフォーム「メルカート」では、EC事業計画書の作成でお困りの方に向けてお役立ち資料を無料で提供しています。
EC事業計画書の作り方のポイントや今すぐ使える資料テンプレートをご用意しているので、ぜひご活用ください。
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テンプレ付き!EC事業計画書の作り方
EC事業計画書の作り方とEC導入・刷新向けの稟議テンプレート集をまとめた資料です。
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EC事業の計画段階で確認したい補助金
EC事業計画の策定時には補助金の活用も検討してみましょう。じつは、ECサイトの構築や改修、運用の効率化などに補助金を利用できる場合があり、その申請に事業計画書の提出が求められるケースがあります。
代表的な補助金の例としては、以下を挙げることができます。
- IT導入補助金
- 小規模事業者持続化補助金
- 中小企業新事業進出補助金
- ものづくり補助金
それぞれ詳しく確認していきましょう。
IT導入補助金
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者を対象に、デジタル化やDX推進に向けたITツール導入を支援する補助金制度です。
2023年度まではECサイト制作についても補助対象となっていましたが、2024年度以降は対象外となっています。しかし、受発注管理や在庫連携、CRMなど、EC事業に付随する業務領域の効率化に有効なツールに関しては補助対象となる場合があるため、チェックしてみることをおすすめします。
小規模事業者持続化補助金
小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者における販路開拓や生産性向上に向けた取り組みを支援する補助金制度です。
この制度では、ECサイトの構築や改善にかかる費用も補助対象です。ECサイトを活用して販路拡大や生産性向上をどう実現できるのかを事業計画書で明確に示すことが採択のカギとなります。
中小企業新事業進出補助金
中小企業新事業進出補助金(正式名称:中小企業新事業進出促進補助金)は、事業再構築補助金の後継制度として令和7年度から新設された補助金制度です。
新たな市場・事業分野に挑戦する中小企業向けの補助金で、EC事業への新規参入にも活用することが可能です。
ものづくり補助金
ものづくり補助金(正式名称:ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)は、中小企業や小規模事業者による生産性向上に資する取り組みを支援する補助金制度です。
この制度において、ECサイトの構築や改修は「システム構築費」として補助対象となる可能性があり、実際にモノづくり補助金の採択事例のなかには、ECサイト構築を行った企業も存在します。
EC事業の立ち上げなら「メルカート」!
次は、EC事業の立ち上げにおすすめのサービスとして、クラウドECサイト構築プラットフォーム「メルカート」をご紹介します。
なぜ「メルカート」がEC事業の立ち上げに適しているのか、その理由を見ていきましょう。
成長を目指せる高機能なECサイトを構築可能
「メルカート」は、ECサイト構築実績No.1のECパッケージ「ecbeing」から生まれたクラウド型ECサイト構築プラットフォームです。
クラウドならではのリーズナブルな費用で、「ecbeing」の標準機能を搭載した高機能なECサイトを構築可能です。
充実の標準機能に加え、豊富なオプションも提供しているため、自社のEC戦略や事業計画にあったEC運営を実現できます。
さらに、EC事業の拡大に合わせてECパッケージ「ecbeing」へとスムーズに移行できるため、将来的な成長を見据えてEC事業をスタートすることが可能です。
EC初心者も安心のサポート体制
「メルカート」は、EC事業に初めて取り組む場合でも安心のサポート体制を整えています。
お客様の声にしっかりと耳を傾け、豊富な実績・ノウハウを基にお客様に合ったECサイト構築を提案いたします。また、サイトオープン後の自立運営を見据え、初期セットアップからデータ登録、CMSの使い方など、詳細な機能トレーニングを実施。
さらにオープン後も、専任のカスタマーサクセスチームが機能面の質問はもちろん、売上アップに向けたご相談にも対応いたします。
Web広告運用やコンテンツ支援、SNS・CRM支援など、お客様の社内リソースや課題に応じた支援サービスも用意しているので、初めてのEC事業でも安心して成長を目指すことが可能です。
「メルカート」によるEC事業の立ち上げ事例
最後に、「メルカート」を利用してEC事業をスタートした企業事例をご紹介します。
公式オンラインショップを開設しEC市場に参入(神戸屋)
パンや洋菓子の製造・販売、およびレストランの運営を手掛ける株式会社神戸屋は、「メルカート」を採用して公式オンラインショップを開設し、EC市場への参入を果たしました。
同社では以前からホームページで商品を紹介していたものの、ホームページ上では商品を購入できず、店舗を訪れるしか購入方法がありませんでした。
そうしたなか、コロナ禍に突入したことで既存の販売ルートの売り上げが低迷し、ネットスーパーやテイクアウト、デリバリーの需要が高まりました。同時期、パン業界では冷凍パンが浸透し始め、サブスクリプション型の定期販売ニーズも高まっていたこともあり、同社はEC市場への参入を決断。
実店舗とホームページ、そしてECサイトを組み合わせることでブランディングを強化するとともに、ECサイトでお客様の声に触れる機会を増やし、マーケティングや商品開発に活かしていきたいという狙いもありました。
サービス選定では、EC事業をスモールスタートする上で「やりたいこと」を実現でき、サポートも充実していることを評価し「メルカート」を採用。事業の成長に合わせて「ecbeing」にステップアップできる点も決め手となりました。
「メルカート」で公式オンラインショップを構築後、情報発信力の向上を実感。売上も順調に伸びており、前年同月比で売上が約10倍になる月も出てくるなど、EC事業のスタートにたしかな手ごたえを得ています。
「メルカート」を採用してDtoC事業をスタート(木徳神糧株式会社)
米穀製品の専門商社である木徳神糧株式会社は、「メルカート」を採用して公式オンラインショップを開設し、DtoC事業をスタートしました。
従来、同社の米穀事業は大手量販店や外食チェーン、コンビニエンスストアへの卸売が主であり、一般消費者との接点は多くありませんでした。そうしたなか、コロナ禍で消費者の外出が減り、生鮮食料品のインターネット通販が浸透。
消費者のライフスタイルの変容にあわせて販路拡大を図る必要性が高まり、DtoCの一環としてECサイトの構築を決断しました。サービス選定では、初期導入コストを抑えてスモールスタートできる点、ECに関するノウハウがなくでも対応できる操作性、そしてマーケティング面も含むサポートの充実度を評価し、「メルカート」の採用を決定。
約4ヶ月の構築期間とテストオープンを経て、2021年1月5日に公式オンラインショップ「コメッツ(KOMETS)」をグランドオープンしました。
今後は「コメッツ」のDtoC事業を通じてブランディングの強化を図るとともに、ECサイトで得られるマーケティングデータを活用してBtoB領域の提案力向上につなげていく考えです。
自社主導のEC事業戦略が展開可能に(タチバナ産業)
段ボールの生産・販売、およびオリジナルブランドの紅茶販売を手掛ける株式会社タチバナ産業は、「メルカート」を採用して自社ECサイトを新規オープンしました。
かねてより複数のECモールに出展するなどEC事業を展開していた同社ですが、モール内での検索順位低下のリスクや各種コストの負担、レギュレーションによる制約の多さなど、モール特有の課題に悩まされていました。
そこで同社は、メーカーの強みを活かしたEC事業戦略を展開していくため、自社ECサイトの構築を決断。カート選定の末、豊富な実績と機能性、サポートの充実度などを評価し、「メルカート」の採用に至りました。
その後、2022年に自社ECサイト「だんぼーる本舗」を新規オープン。自社主導のEC事業戦略に取り組めるようになり、今後の動きとしては自社ECサイトとECモールの特長を活かした展開を構想しています。
ECの事業計画に関するよくある質問
ECの事業計画に関するよくある質問とその回答について改めて整理してみましょう。
EC事業計画とはなんですか?
EC事業を始める際に策定するビジネスプランのことで、EC事業における目標達成に向けた指針となります。
EC事業計画書には何を記載する?
EC事業計画書には、EC事業を展開する目的や事業内容、収支計画や販売戦略、運用体制やスケジュールなどを記載します。
EC事業計画の策定手順は?
EC事業計画は以下のステップで策定するケースが一般的です。
- 現状分析
- 目標設定
- 戦略立案
- 事業計画書の策定
- 計画実行および評価・改善
まとめ
今回は、EC事業計画の策定手順や、EC事業の立ち上げにおすすめのサービスや事例をご紹介しました。
ECに限らず、新規事業の立ち上げや刷新の際には事業計画を策定することが重要です。一方で、事業計画の策定には多くの手間や工数がかかるため、必要に応じてテンプレートなどを活用するのもひとつの方法だと言えます。
EC事業の立ち上げやリニューアルを検討している方は、ぜひ記事内でご紹介した資料をご活用ください。また、「メルカート」は業種・業界を問わずECサイト構築・リニューアル実績が多数ありますので、まずはお気軽にご相談ください。
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EC事業計画書の作り方とEC導入・刷新向けの稟議テンプレート集をまとめた資料です。
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この記事の監修者
株式会社エートゥジェイマーケティング責任者座間 保
2007年に㈱エートゥジェイの創業に参画し2009年に独立。マス媒体以外のトリプルメディアを活用した一貫性のあるWeb戦略立案・戦術プランニング・実行・分析・改善に携わる。結果を重視した戦略的なECサイトやオウンドメディア構築を行う。WebメディアやWeb関連事業の起業を3度経験した、シリアルアントレプレナー。2017年に㈱エートゥジェイに出戻り、マーケティング部門を統括している。

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