Z世代に支持されるECサイトの作り方。トレンドを押さえてマーケティングにいかそう

マーケティングの世界で、「Z世代」という言葉を目にする機会が増えてきています。テレビで取り上げられることもあり、聞いたことがある方も多いはずです。

しかし、具体的にZ世代とはどのような人を指すのでしょうか。

ここでは、Z世代の概要やマーケティングのコツ、ECサイトを作る際に意識したいポイントをご紹介します。

   

Z世代とは

Z世代とは、1990年代後半から2010年初頭までに生まれた世代を指す言葉です。1980年代頃から1990年代前半までの世代を指す「ミレニアル世代(Y世代)」が「インターネット環境の整備が急速に進む時代」に生まれ育ったのに対し、Z世代は「スマホやインターネットといったデジタル機器、SNSなどが当たり前にある時代」に生まれ育っています。

 

デジタルネイティブとも呼ばれ、オンラインショッピング(ECサイト)を使いこなす、各種SNSを駆使するなど情報収集能力に長けていて、ネットリテラシーが高いのが特徴です。

 

また、日本におけるZ世代はバブル崩壊後の経済が低迷している時期に生まれ育ちました。モノを買って消費する「モノ消費」ではなく、購入した結果どんな体験ができるのかという「コト消費」に重きをおいている点もポイントです。

ただブランド品を購入するのではなく、商品のコンセプトや世界観を重視する傾向もあります。

 

さらに、Z世代は自然災害や人権、環境問題といった社会的な問題への意識が高いとされています。

そのため、商品を購入することで社会や地域に貢献できるなど、意味を重視する「イミ消費」が目立つ点も特徴のひとつです。

Z世代に向けたマーケティングのコツ

少子高齢化が進む日本では、今後はZ世代が消費の中心になると期待されています。Z世代に向けたマーケティングを実施するためには、世代特有の購買行動の傾向を押さえることが重要です。

Z世代に向けたマーケティングのコツの例をご紹介します。

SNSを活用する

出典:総務省「令和3年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(76P)
https://www.soumu.go.jp/main_content/000831290.pdf

 

デジタルネイティブであるZ世代は、情報収集のために各種SNSを活用しています。SNSで調べた情報をもとに、商品の購入を決定する傾向にあるということです。

マーケティングの際に、SNSの活用は大前提といえるでしょう。

 

また、Z世代は必要に応じてさまざまなプラットフォームを使い分けているので、TwitterやFacebookなど、一部のSNSしか運用していないとロスにつながる恐れがあります。

特に、Facebookは10代に限ってみると利用率が13.5%しかなく、Z世代に向けたマーケティングには不向きと言わざるを得ません。※1

 

写真や動画のシェアができる「Instagram(インスタグラム)」や動画投稿がメインの「YouTube」「TikTok」など、さまざまなSNSを通じて情報発信を行うようにしましょう。

SNSの活用がうまくいけば、投稿が拡散して新しいファン層を開拓できる可能性があります。

 

※1出典:総務省「令和3年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(69P)

https://www.soumu.go.jp/main_content/000831290.pdf

インフルエンサーマーケティングを行う

SNSで大きな影響力を持つ「インフルエンサー」に商品をPRしてもらう、インフルエンサーマーケティングも有効です。

Z世代はテレビを視聴する時間が他の世代に比べて圧倒的に少なく、逆にインターネットを利用する時間は多い傾向にあります。

 

テレビ出演をたくさんしている有名人よりも、身近に感じやすいインフルエンサーのコメントを参考にする人も多いです。

インフルエンサーに商品を紹介してもらうことで、Z世代に効果的に訴求することができます。

体験を重視する

前述のように、Z世代はモノを消費するのではなく、購入することで得られる体験や行動の意味を重視しています。ただ商品を販売するだけでは、効果的な訴求になりません。

商品購入者を対象にしたイベントの開催など、モノだけでなく体験を消費する機会も提供するといった工夫が必要になります。

 

また、社会や地域に貢献できる要素を取り入れるのもおすすめです。例えば、生産時に排出される二酸化炭素量を削減している、一部資源を再利用していてエコ、売上の一部は災害地への支援として活用するなど、社会性を訴求することで、魅力的な商品を扱っているブランドだとアピールできます。

公式アプリを用意する

操作性が良い、特別なポイントが付与されるといった理由から、Z世代は公式アプリから商品を購入したいと考えるユーザーが多い傾向にあるとされています。

商品を購入できる公式アプリを用意しておくのも、有効なマーケティング施策のひとつです。

 

ただし、公式アプリはダウンロードしてもらわなければいけません。付加価値を付けて登録を促すなど、アプリをインストールしてもらうための導線を用意しておく必要があります。

Z世代向けのECサイトの作り方

Z世代向けのマーケティングがうまくいっても、ECサイトのデザインや使い勝手が悪ければ、商品を購入せずに離脱してしまう恐れがあります。

Z世代に刺さるECサイトを作るためには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。

モバイルファーストなデザインに仕上げる

モバイル割合

出典:総務省「令和3年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(59P)
https://www.soumu.go.jp/main_content/000831290.pdf

 

全年代においてですが、中でもZ世代はパソコンよりもスマートフォンを使用する時間が長いです。※2

スマートフォンでの表示に最適化した、モバイルファーストなサイトに仕上げる必要があります。

 

読み込みに時間がかからないか、スクロールが多くないか、レイアウトが悪く誤タップにつながらないかなど、スマートフォンで見やすいかどうかを意識したデザインになっているか重視するようにしましょう。

 

※2出典:総務省「令和3年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(56P)

https://www.soumu.go.jp/main_content/000831290.pdf

使いやすいサイトに仕上げる

ユーザーが使いやすいサイトに仕上げることも重要です。例えば、商品ページから購入までに何度もページを遷移したり、さまざまな手続きを行ったりするサイトの場合、途中で商品購入を止めてしまう「カゴ落ち」につながりやすくなります。

 

購入フォームの入力を簡素化したり、ページ遷移をできるだけ減らしたりと、使い勝手の良いサイトに仕上げることを心がけましょう。

他にも、入に必要な値段や名称、色といった情報を簡単に確認できるようにする、サイトデザインを通してブランドのコンセプトを訴求するなどが、サイトを仕上げる際のポイントとして考えられます。

決済手段を多く用意する

決済手段を多く用意しておくのもポイントです。若年層は、必ずしもクレジットカードを持っているとは限りません。

クレジットカード以外にも、コンビニ振り込みや代金引換(代引き)、QRコード決済など、幅広い決済手段を用意しておくことで、ユーザーの離脱を防げます。

 

また、「キャンペーンでポイント還元されるから、この支払い方で商品を買いたい」など、ユーザーニーズを満たしやすくなる点も、決済手段を多く用意しておくメリットのひとつです。

Z世代向けのECはコンセプトが鍵

Z世代は、世界観がしっかりしている商品や体験型の商品、社会貢献につながる商品に対して好意的な印象を持つことが多いです。ECサイトを構築する際は、自社のコンセプトを訴求できるサイトデザインを意識する必要があります。

 

また、Z世代は関心をひける時間が短いともいわれています。即座に興味をひくための工夫を行ったり、購入までの工程をシンプルにしたりすることも重要です。

これからの市場で中心になるZ世代も視野に、ECサイトを構築してみてはいかがでしょうか。


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