クラウドEC構築プラットフォーム「メルカート」が業務の自動化を加速させるプラットフォームを目指してサービスをリニューアル

～自動化の先駆けとしてAPIの提供を開始～

株式会社エートゥジェイ(本社：東京都港区、代表取締役社長：飯澤 満育／以下、エートゥジェイ)は、提供するクラウドECサイト構築プラットフォーム「メルカート」がEC運営の自動化や、高度な技術のシンプルな活用を実現し、EC事業者の更なる成長を支援できるプラットフォームを目指してサービスのリニューアルを行ったことをお知らせします。

リニューアル背景

コロナ禍を経てECでの消費行動が定着し、令和4年の日本国内のBtoC-EC（消費者向け電子商取引）市場規模は、22.7兆円（前年20.7兆円、前々年19.3兆円、前年比9.91%増）に到達するなどECの立ち上げが加速しEC市場は今も成長を続けています。(※1)　一方で、ECの実務は顧客のニーズの細分化によるECカート関連機能の増加やマーケティング施策の高度化が進んだことで、作業は難しく負荷の高いものが多くなり深刻なデジタル人材不足に陥っています。

このような背景のもと、事業者側のEC・デジタル人材調達難易度が高まる市場環境の中で、EC運営の自動化だけでなく、高度なマーケティング施策を簡単に実現できることがECプラットフォームにおいて重要な役目であると考えます。

これまでメルカートは、2022年3月に『つながる』プロジェクトを発足し、ヒト・モノ・コトすべてと繋がることをビジョンに掲げ、事業者、さらにはその先の消費者と繋がり続けられるサービスを目指してきました。そのプロジェクトの一環として2023年7月には、ユーザーニーズに基づく機能進化のスピードを飛躍的に向上させ、ユーザーのビジネス成長へ貢献できるプラットフォームを目指してモダンなアーキテクチャへ全面刷新しました。

今後メルカートは「作業は最小に、売上は最大に」をコンセプトに掲げ、刷新されたプラットフォームの価値を最大化させながら、より多くのEC事業者の成長を支え続けられるサービスへ飛躍できるようサービスリニューアルに至りました。

(※1) 電子商取引に関する市場調査結果　経済産業省

https://www.meti.go.jp/press/2023/08/20230831002/20230831002.html

コンセプトに合わせてブランドカラーをリニューアル

メルカートの旧ブランドカラーは、手軽に親しみやすい淡いピンクを採用し、手厚いサポートメニューを取り揃えてきました。ECサイトを初めて立ち上げる方にも安心して利用いただけるサービスを目指してきた結果、非常に高い評価を頂けるようになりました。

一方で、昨今の市場の変化に伴い、より深くEC事業の課題解決を求められることが増えてきました。マーケティングの高度化、運用負荷の増大、それらに起因する成長の鈍化、これらの課題を解決できるサービスを目指し、今までのブランドを成長させ “自動化・シンプルかつ高度・信頼”というキーワードをもとにブランドカラーを刷新しました。

自動化の先駆けとして、APIの提供を開始

「作業は最小に、売上は最大に」というコンセプトのもと、メルカートはEC運営の効率化を目指し、APIの提供を開始いたします。APIを活用することによりメルカートを利用する事業者は、EC運営に関わる様々なプラットフォームとシームレスに連携することが可能となり、出荷業務の自動化、在庫自動同期、マーケティング施策の高速化など、あらゆる業務効率を得るとともに、EC戦略・施策にリソースを集中させることが期待できます。

今後メルカートは、定型業務の自動化をはじめ、コーディングすることなくページやメルマガを作成できるノーコードCMS、あらゆる消費者行動にいち早く気づくことができるイベント通知などの機能開発を予定しており、EC運営の自動化を実現するために進化し続けます。

○提供を開始するAPI

・商品参照API

・在庫参照、登録、更新API

・注文参照、登録、更新API

・会員参照、登録、更新API

・会員ポイント参照、登録、更新API

メルカートのサービス概要

メルカートは、ECサイト構築実績国内NO.1の「ecbeing」から生まれた、SaaS型クラウドECプラットフォームです。多彩な機能性や操作性に優れたUI、万全のセキュリティ、システムの自動更新、集客からCRMまでサポートする専門チームなどを通じて、お客様のECサイトに対するさまざまな課題を解決し、売上向上に繋げます。

また、パッケージ版であるecbeingへ低コスト・短期間で移行できるなど、EC事業規模に応じた柔軟な対応も可能です。