鳴海製陶 メルカートでモバイルCVR200%アップ。ECリニューアルをたった3名で成功させた方法とは?

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鳴海製陶株式会社は、「ボーンチャイナ」で知られる愛知県名古屋市に本社を置く高級洋食器メーカー。日本で初めてボーンチャイナの量産に成功したことで知られている。商品は国内のホテルやレストラン、旅客機のファーストクラス等で使用され国内外にファンも多い。そんな同社は、2021年6月7日にメルカートを導入し、公式オンラインショップ『eナルミドットコム』をリニューアルオープンした。消費者のECサイト利用動向の変化に合わせ、新たにEC事業を展開する狙いがあるという同社に、メルカート採用の理由と今後のECサイト戦略について伺った。

今回お話を伺った方

鳴海製陶株式会社
  • 鳴海製陶株式会社
    国内コンシューマー営業部 EC・特販課
    マネージャー
    後藤 知美 様

メルカート導入の目的・課題・効果

目的
  1. 運営実績のあるECサイトをリニューアルし、時代の流れに合わせたものへと進化させる
課題
  1. モバイル対応など、時代とマーケットの要求に合ったECサイトにしたい
  2. ECサイトの制作や運営に掛かっていたコストを圧縮したい
  3. 短期間、少人数で3000アイテムあるECサイトのリプレイスを完了させたい
効果
  1. モバイルの回遊率が向上し、コンバージョンは200%増
  2. スモールスタートで、コスト大幅カットに成功
  3. サポートが手厚く少人数による作業の中、実質2ヶ月で完了

メルカートでECサイトをリニューアルし、スモールスタート。大幅なコスト圧縮とコンバージョンの向上に成功

はじめに、御社の事業内容を教えてください。

当社は、磁器の中でも“高級”と位置づけられている、ボーンチャイナをメインに製造・販売している洋食器メーカーです。ボーンチャイナの量産が難しいといわれた時代に、日本国内で初めて量産に成功しました。当社の商品は、高級磁器というカテゴリの中にあって品質が優れていると評価をいただいて、国内外の高級ホテルやレストランなどで採用いただいています。

鳴海製陶サイトキャプチャ1

2021年6月にリニューアルオープンした公式オンラインショップ『eナルミドットコム』では、どのような商品を取り扱っていますか?

自社の食器をメインに、アイテム数としては約3,000点を取り扱っています。商品としては、先ほど申し上げたボーンチャイナがおすすめの商品となります。ボーンチャイナは、一般の磁器と呼ばれているものよりも薄くて軽く、強度があるのが特徴です。また、同じ白の色合いであっても、温かみのあるアイボリーホワイトで温もりが伝わってくる器です。

 

メインとなるシリーズは「ミラノシリーズ」です。来年販売から50周年を迎えます。鳴海製陶のファンで、コレクションいただいているお客様も「ナルミの食器といえばミラノだよね」と言ってくださる代表的なシリーズです。シルキーホワイトというシリーズも45周年を超える販売実績があります。

 

最近では、透明性に優れた光学ガラスを使用した時計や、サンドブラスト加工で文字入れをした置物など、法人向けの記念品需要に応える商品も展開しています。

『eナルミドットコム』の強みはどういった点にありますか?

国内外のホテルなどで採用していただいている本物の器をご家庭でお使いいただけることにあると考えています。ミラノシリーズなどは「Made in Japan」の商品ですが、すべて日本の素材や技術を採用しているのも商品の強みになっています。

  鳴海製陶サイトキャプチャ2

なぜ『eナルミドットコム』をメルカートでリニューアルすることになったのでしょうか?

鳴海製陶では、2004年から自社で公式ECショップを運営していました。しかし利用していたシステムがサポートを終了することになり、2019年秋にリニューアルの検討をはじめました。

 

過去にシステムのリニューアルを経験したことがあります。費用や人手、時間もかかり「単にシステムを変える」と一言では表せないほど大変だと肌感覚で理解していました。

 

以前のECサイトはパッケージを使っていたのですが、月額のコストにしても、機能にしても、身の丈に合っていないと感じたため、カートシステムの変更はいい変化のきっかけと捉えることもできました。

 

上手くリニューアルできるのであれば、モバイルに対応ができていない状況など、さまざまな課題が解決できると考え、前へ進みました。

そのような課題がある中でメルカートを採用したのは、どのような点を評価したからでしょうか?

10社ほどから話を聞いて検討を進める中で、短納期でリニューアルができ、コストがパッケージと比較しても抑えられ、使い勝手の良さがあるといった点からメルカートが浮上しました。クラウドでも機能要件が整っており、自社の基幹システムとの連携がダイレクトに可能なことも高く評価しました。

もちろん、モバイルの最適化など、私たちが課題としてきたところが解消できることも大きかったですね。

 

また、ECサイトを運用していくのであれば、売り上げを上げていかなければいけません。マーケティングについても、今後エートゥジェイにサポートしてもらえることも重視しました。

 

他にも、今後『eナルミドットコム』の事業が拡大したときは、エートゥジェイとグループ企業であるecbeingのパッケージに移行できるのも選定のポイントの一つです。

 

以前のパッケージだと、初期費用や毎月の運用費用が当たり前だと感じて、コスト感が麻痺していたところがありました。メルカートに変更して運営体制が変わったことなどもあり、今までの収益構造をあらためて見なおしてみると、「こんなに費用が掛かっていたのか」と驚かされました。メルカートでは大きくコストを下げることに成功しています。

  鳴海製陶ECサイトキャプチャ3

さきほど、モバイル対応を重視していたとお話がありましたが、リニューアル後の状況はいかがですか?

オープンして1ヶ月弱ですが変化を感じています。リニューアル以前からECサイトへのアクセスはモバイル7割に対してPC3割という状況でしたが、信じられないほどモバイルのコンバージョンが低い状態でした。

 

オープンから1ヶ月ほど経ちますが、モバイルのコンバージョンは劇的に改善されました。UI・UXが改善されたことで、回遊性が上がり離脱率を低くできたことが理由の一つだと考えています。

 

Google Analysisで見ても、滞在時間等が伸びていることを確認しています。さまざまな条件を考慮しても、モバイルのコンバージョンは200%増に近い手応えを得ています。

 

他にも変化がありました。当社の商品は、ご家庭で使われるのはもちろん、子ども食器やブライダル等のお祝い品としての需要があります。モバイルのユーザービリティがあがったことで、ギフトのご利用が増えたのも嬉しい変化です。

アイテム数が約3,000点ということを考えると、モバイルでの回遊性が上がることで、さらに効果が出そうですね。ところで、どれくらいの期間をかけてアイテムを登録されたのですか?

実質2ヶ月ぐらいでした。もちろん、他にシステム担当等はいましたが、兼務の者含め、3人程度の体制でした。苦労したのは、商品登録だけでなく、2002年分からの通販履歴を移行したのですが、これが大変でした。会員様が数万人、注文件数が何十万件というデータをミスなく移行させる必要があり、最終の2~3週間は時間がないと感じるほど大変でしたね。

 

今回準備期間を4ヶ月ほどみていましたが、旧ECサイトの運営と並行して対応したため、実質2ヶ月ほどになってしまいました。サポートは、細かいところでも相談に乗ってくれレスポンスもよかったです。サポートがあったので2ヶ月という短期間で乗り切れました。

  鳴海製陶ECサイトキャプチャ4

今後、『eナルミドットコム』でどのような展望や構想をEC領域でお持ちですか?

売り上げは1.5倍から2倍を目指しています。当社の小口販売は百貨店の食器売り場などが中心でしたが、コロナ禍が継続していく中で、EC事業は会社からも注目されています。

 

そのため、モールなどの展開はあるかもしれませんが、データの持ち方として、やはり自社サイトという柱があるとデータの活用ができます。自社ECサイトにはそういう役割を期待しています。

 

現在はベースを固めることに集中しており、集客の施策は実施していないので、今後は広告・宣伝などマーケティングや集客をあらためて考えることで、ある程度結果が残せるのではないかと期待をしています。

やはり、マーケティング面を強化されていくのですね。

はい。そういったことをやっていく必要があります。システムを移行して、運用を回せるようになりましたが、まだまだ使いこなせていないところもあります。メルカート、エートゥジェイから運営面などで「気づき」やアドバイスをいただきながら前進していきたいと考えています。

  鳴海製陶ECサイトキャプチャ5

メルカートの導入を検討している企業様にアドバイスやメッセージがありましたらお教えください。

当社がメルカートを採用して短納期でECサイトをリニューアルオープンできたのは、エートゥジェイが迅速に、レスポンス良く丁寧に対応してくれたので、安心して進められたからだと考えています。

 

ECサイトをオープンすると、そこがゴールになりがちですが、オープンを新たなスタートとして、エートゥジェイと一緒に売り上げ施策等が考えられ、相談に乗ってもらえるのが、心強いと感じています。そういった点で、メルカートは検討の余地があると思います。

  1. 社名

    鳴海製陶株式会社(英文商号 Narumi Corporation)

  2. 創業年月日

    昭和21年2月1日

  3. 創立年月日

    昭和25年12月1日

  4. 代表取締役社長

    福井 俊成

  5. 所在地

    〒458-8530 名古屋市緑区鳴海町字伝治山3番地


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